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2016年06月22日(水)
[医療改革] 療養病床、新類型のあり方巡り経営者からヒアリング 特別部会
- 厚生労働省は6月22日、社会保障審議会の「療養病床の在り方等に関する特別部会」を開催し、療養病床を持つ病院経営者らからヒアリングを行った。療養病床は、「介護療養病床」と「医療療養病床(看護人員配置が診療報酬上の基準で25対1)」の設置期限を2017年度末に迎えるため、これらの病床の医療・介護ニーズを持つ人々への対応策が求められている。 医療法人社団大和会多摩川病院の矢野諭理事長は「医療療養病棟の地域での存・・・
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2016年06月09日(木)
[医療提供体制] 医療経営実態等調査の有効回答率増加を目指す 厚労省
- 厚生労働省は6月9日、行政事業レビュー(公開プロセス)を開催し、「健康増進事業(健康相談等)」や「医療経済実態等調査費」に関して、外部有識者らによる評価を実施した。 健康増進事業(健康相談等)は、国民の壮年期からの健康づくりと脳卒中・心臓病などの生活習慣病の予防・早期発見・早期治療を図ると共に、住民の健康増進に資することが目的。具体的には、市町村が健康手帳の交付や健康教育などの事業を実施。国は、都・・・
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2016年06月07日(火)
[診療報酬] 2016年度改定による地域加算の追加対象などを事務連絡 厚労省
- 厚生労働省は6月7日、2016年度「診療報酬改定関連通知の一部訂正」に関する事務連絡を発出した。【地域加算】の対象地域の不足を訂正するほか、4月1日以降対象から外れる地域を、経過措置として一定期間対象地域とみなすもの(p1参照)。 【地域加算】は医業経営の地域差に配慮する観点から設けられており、国家公務員一般職の地域手当に関して人事院規則で定める地域区分に準じて、保険医療機関が入院基本料、特定入院料な・・・
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2016年05月31日(火)
[医療改革] かかりつけ医に対する診療報酬の包括評価が鍵 財務総研
- 財務省付属の研究機関である財務総合政策研究所は5月31日、「『医療・介護に関する研究会』報告書」(p1~p173参照)を公表した。人口減少・高齢化の中、持続可能性の観点から、質の向上と費用抑制の両立に向けた方策をまとめている。報告書は、(1)地域医療の支払い制度、(2)わが国の外来診療の質とコスト、(3)医療の質向上と費用節減―などをまとめている。 (1)では、政府がやるべきこととして、「保険者への財政支援・・・
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2016年04月15日(金)
[予算] 2017年消費増税は基金等充当か、18年以降の改定財源課題 日医総研
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- 2016年度の社会保障関係予算と診療報酬改定および経済成長との関係(4/15)《日本医師会総合政策研究機構》
- 発信元:日本医師会総合政策研究機構 カテゴリ: 予算・人事等 医療保険 診療報酬
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2016年03月31日(木)
[通知] 保険薬局の構造上・経営上の独立性の取り扱いを一部改正 厚労省
- 厚生労働省はこのほど、「保険医療機関及び保険医療養担当規則の一部改正等に伴う実施上の留意事項」の一部改正に関する通知を発出した。保険薬局の保険医療機関から構造上・経営上の独立性の取り扱いなどを一部改正するもの。 一部改正では、保険薬局の保険医療機関からの独立性に関して問題のみられる事例が発生し、社会問題化していることを考慮して、保険薬局は保険医療機関と一体的な構造・経営を行ってはならないことや、・・・
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2016年03月23日(水)
[医療改革] 地域医療連携推進法人の設立検討事例を紹介 競争力点検会合
- 政府は3月23日、産業競争力会議の「実行実現点検会合(医療・介護分野)」を開催し、厚生労働省が「地域医療連携推進法人」などの施策を説明し、有識者からのヒアリングを実施した。 地域医療連携推進法人とは、改正医療法(2017年4月2日施行)で創設される複数の医療法人・社会福祉法人を束ねて一体的に経営する非営利ホールディングカンパニー型法人。機能分担・業務連携を推進して、地域医療構想を達成するための1つの選択肢・・・
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2016年02月01日(月)
[経営] 災害時等に備えクラウド型病院情報システム6病院で運用開始 JCHO
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- クラウド型病院情報基幹システム JCHO 6病院で稼動開始(2/1)《独立行政法人地域医療機能推進機構》
- 発信元:独立行政法人地域医療機能推進機構 カテゴリ: 医療提供体制 医療保険
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2016年01月27日(水)
[改定速報] 同一法人グループの門前薬局の評価見直し 中医協・総会7
- 1月27日の中央社会保険医療協議会の「総会」では、個別改定項目の「短冊」で、このほか、「いわゆる門前薬局の評価見直し」に関する改定内容も示されている。 門前薬局に関しては、現行の【調剤基本料】の「特例」について、次の項目を追加する(p465参照)。(1)処方せんの受付回数が1カ月に一定回数を超える保険薬局のうち、特定の保険医療機関に関する処方せん調剤が一定割合を超える保険薬局(2)特定の保険医療機関の・・・
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2016年01月22日(金)
[改定速報] 回復期リハ、在宅医療、訪問看護に様々な要望 中医協・総会2
- 1月22日、埼玉県さいたま市で開かれた中央社会保険医療協議会「総会(公聴会)」では、さらに、様々な立場の一般市民が意見を発表し、委員らが聴取している。 7対1急性期機能を担う病院長の立場から発言したH氏は、「7対1入院基本料の重症度、医療・看護必要度の該当患者割合が中医協の審議で15%から25%に引き上げられると言われている。これでは経営困難から医療崩壊に繋がる」と懸念を示し検討内容見直しを求めた。具体的な・・・
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2015年12月25日(金)
[医療改革] 医療機関が既存類型や対応案の中から自ら選択 療養病床検討会2
- 12月25日の「療養病床の在り方等に関する検討会」では、療養病床の新たな選択肢に、(1)医療を内包した施設の「医療内包型」、(2)医療を外から提供する「住まい」と医療機関を併設する「医療外付型」―の2類型が提案された。 (1)に関して、「案1―1」では、サービスは「長期療養に対応した施設(医療提供施設)」で行うとし、対象は、「特に医療の必要性が高く、容体が急変するリスクがある人」とした(p6~p7参照)。 さ・・・
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2015年12月25日(金)
[改定速報] 診療側、健全経営へ初・再診料の引き上げを主張 中医協・総会2
- 12月25日の中央社会保険医療協議会の「総会」では、「2016年度診療報酬改定への意見(各号意見)」を議題とし、2号側(診療側)も意見を示した。 2号側(診療側)を代表して松本純一委員(日本医師会常任理事)は、「改定の基本方針」では、「地域包括ケアシステムの推進と医療機能の分化・強化、連携に関する視点」が重点課題に位置づけられ、「かかりつけ医を中心とした切れ目のない医療・介護を提供できるよう、医療の充実は・・・
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2015年12月21日(月)
[改定速報] 厳しい財政事情下、必要な本体改定率を確保できた 塩崎厚労相
- 塩崎恭久厚生労働大臣は12月21日の会見で、麻生太郎財務大臣との大臣折衝により決定した診療報酬の改定率などについて説明した。 塩崎厚労相は「診療報酬の改定率は厳しい財政事情ではあるが、医療機関の経営状況や医療従事者の方々の賃金動向などを考慮した結果、診療報酬本体の改定率はプラス0.49%、薬価の改定率はマイナス1.22%、医療材料の改定率はマイナス0.11%となった」と説明した(p1参照)。 さらに、「本体の・・・
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2015年12月11日(金)
[診療報酬] 7対1重症度、十分な評価に頼るものになっていない 塩崎厚労相
- 塩崎恭久厚生労働大臣は、12月11日の閣議後記者会見で、診療報酬改定や、軽減税率による社会保障分野への影響などについて言及した。 塩崎厚労相は、診療報酬の改定における政府内や財務省との調整に関して、「まだ予算編成過程の途上で、これから様々な議論が行われる。診療報酬は医療機関の経営状況、世の中全般の賃金動向、国民皆保険維持の観点から、国民が安心できる医療を提供し、地域包括ケアシステムの実現を進めるため・・・
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2015年12月11日(金)
[改定速報] 診療報酬改定への意見取りまとめ、厚労相提出へ 中医協・総会1
- 厚生労働省は12月11日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催。公益委員の提示による「2016年度診療報酬改定への意見案」を議論し了承。中医協の意見として、塩崎恭久厚生労働大臣に提出する。 12月2日の中医協総会で支払・診療側双方が示した「診療報酬改定に関する基本的な見解」に関する議論をもとに、今回、厚労相に意見を述べるため、公益委員が「2016年度診療報酬改定についての意見案」を整理し提示した・・・
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2015年12月08日(火)
[医療改革] 高額療養費、診療報酬財源に充てる事実はない 厚労相
- 塩崎恭久厚生労働大臣は、12月8日の閣議後記者会見で、高額療養費制度の見直しや薬価調査の結果などについて言及した。 塩崎厚労相は、高額療養費制度の見直しによって浮いた財源を診療報酬に充てる案が検討されていると一部報道があったことに関して、「(高額療養費制度の見直しは)7日の経済財政諮問会議で配られた改革工程表案で、関係審議会で検討して2016年末までに結論を得ると整理されている。報道にあるような、高額療・・・
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2015年12月02日(水)
[改定速報] 支払側はマイナス改定、診療側はプラス改定要請 中医協・総会1
- 厚生労働省は12月2日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催。次期2016年度の「診療報酬改定に関する基本的な見解(各号意見)」を議題とし、支払・診療各側が意見を述べた。次回以降の総会で、公益委員が意見書案をまとめ議論し、中医協総会として意見提出する。 まず、1号側(支払側)の幸野庄司委員(健康保険組合連合会理事)は「医療経済実態調査結果では、医療機関等の経営は全体としては中期的におおむね堅調に推移し・・・
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2015年11月25日(水)
[改定速報] 月平均夜勤時間数の計算対象の従事者拡大を提案 中医協・総会2
- 11月25日の中央社会保険医療協議会の「総会」では、「入院医療」をテーマに、「看護職員の夜勤」に関して、このほか、論点が提示され委員が議論した。 看護職員の夜勤に関しての説明を基に、厚労省は論点を、主に次のように示した(p27参照)。●月平均夜勤時間数を入院基本料の要件とする現行の考え方は、維持する●子育てや家族の介護を担う看護職員を含め、より多くの看護職員で夜勤体制を支えることができるよう、月平均・・・
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2015年11月25日(水)
[改定速報] 地域加算、国家公務員の地域手当にならい見直し 中医協・総会2
- 11月25日の中央社会保険医療協議会の「総会」では、「入院医療」をテーマに、(1)身体疾患のために入院する認知症患者のケア―のほか、(2)地域加算の見直し、(3)看護職員の夜勤―に関して議論した。 (2)では、【地域加算】は医業経営の地域差に配慮する観点から設けられており、国家公務員一般職の地域手当に関して人事院規則で定める地域区分に準じて、保険医療機関が入院基本料、特定入院料などとして算定できるもの・・・
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2015年11月20日(金)
[改定速報] 診療側「一般診療所は減収減益の危機的状態」 中医協・総会2
- 11月20日の中央社会保険医療協議会の「総会」では、「医療経済実態調査の結果」を議題とし、診療側も見解を示した。 診療側(2号側)の松本純一委員(日本医師会常任理事)は、日本医師会、日本歯科医師会、日本薬剤師会の資料を提出し見解を示した。 医療機関の経営状態に関して、松本委員は一般病院の損益率がマイナス1.7%からマイナス3.1%に低下し、一般診療所の損益率も16.1%から15.5%に低下。精神科病院は0.4%から 0・・・
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2015年11月15日(日)
[診療報酬] 2016年度改定における診療報酬引き上げなどを決議 保団連
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- 必要な医療が提供できるよう、診療報酬の引上げ等を求める決議(11/15)《全国保険医団体連合会》
- 発信元:全国保険医団体連合会 カテゴリ: 28年度改定 医療提供体制 医療保険
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2015年11月04日(水)
[改定速報] 医療経済実態調査、一般病院の損益差率マイナス3.1% 調査小委
- 厚生労働省は11月4日、中央社会保険医療協議会の「調査実施小委員会」を開催し、「第20回医療経済実態調査」の結果を報告。診療側、支払側双方が結果を分析して別途、総会で議論したい旨の意思を示し、田辺国昭会長(東京大学大学院法学政治学研究科教授)は「11月中旬に改定率に関する意見を診療側・支払側に提出してもらい11月下旬に厚生労働大臣に提出する」と述べている。 調査は、医療機関等調査と保険者調査の2つで構成。・・・
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2015年10月30日(金)
[小児医療] 医師数など小児医療の現状を意見聴取 子どもの医療制度検討会
- 厚生労働省は10月30日、「子どもの医療制度のあり方等に関する検討会」を開催した。少子高齢化が進む中、子育て支援や地域包括ケアなどの観点から、子どもの医療分野のあり方などが検討されるもので、今回は、「子どもの医療に関する現状」について関係者からのヒアリングが行われた。 江原朗氏(広島国際大学医療経営学部教授)は、「小児科の受診状況、小児科医の配置・勤務実態」をテーマに、「医師数が少ない病院小児科が多・・・
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2015年10月30日(金)
[予定] 注目される来週の審議会スケジュール(11月2日~11月7日)
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- 来週注目の審議会スケジュール(11月2日~11月7日)(10/30)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: その他
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2015年10月20日(火)
[改定速報] 改定の展望7:リスクになりうる短期滞在手術等基本料の対象拡大
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- 2016年度診療報酬改定を展望する(10/20)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: 28年度改定 医療提供体制 医療保険
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