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2010年10月29日(金)
[患者調査] 都民の受療率、入院819・外来5021で、全国水準下回る
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東京都は10月29日に、「平成20年患者調査 東京都集計結果報告」の結果を発表した。これは、厚生労働省の平成20年患者調査の結果をもとに、東京都分を集計したもの。
都民の推計入院患者数は10万6000人で、前回調査(平成17年)よりも4.1%減少。推計外来患者数は64万8000人で、前回より7.6%減少している。患者の割合を施設別にみると、入院では98.3%が病院、外来では医科診療所55.8%、病院26.1%、歯科診療所18.1%となって・・・
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2010年10月29日(金)
[医療施設] 病院、診療所ともに減少、平均在院日数は短縮傾向 東京都
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東京都は10月29日に、「平成20年医療施設(静態・動態)調査・病院報告」の結果をもとに、東京都分を集計し公表した。それによると、「病院数、一般診療所数、歯科診療所数は減少」「病院での1日平均患者数は在院、外来とも減少」していることなどがわかった。
病院数は648施設で、前年より2施設減少。医科診療所は1万2572施設で、69施設減少。歯科診療所は1万529施設で、22施設の減少となっている。病院は昭和56年をピークに・・・
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2010年10月20日(水)
[痛み] 日本成人の慢性疼痛保有率は約22.5%と推計 ムンディファーマ
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- 「痛み」に関する大規模調査「Pain in Japan 2010」実施(10/20)《ムンディファーマ》
- 発信元:ムンディファーマ株式会社 カテゴリ: 調査・統計
調査結果から、(1)日本成人の慢性疼痛保有率は約22.5%と推計(2)慢性疼痛をもつ患者の痛みは、7割が適切に緩和されていない―などと報告している・・・
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2010年10月19日(火)
[再生医療] 再生・細胞医療にかかる希少疾病用医薬品等、指定要件見直しを
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厚生労働省が10月19日に開催した、再生医療における制度的枠組みに関する検討会で配付された資料。この日は、関係者からヒアリングを行ったほか、希少疾病用医薬品等の指定要件について議論を行った。
希少疾病においては、当然、患者数が少ないため市場規模が小さく、企業等が製造・販売に慎重になりがちである。そこで、(1)対象者が国内で5万人未満(2)代替医薬品・機器がない(3)開発計画が妥当―などの要件を満たした場・・・
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2010年10月15日(金)
[診療報酬] 慢性期入院医療も、22年度改定の影響調査実施へ 中医協総会
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厚生労働省が10月15日に開催した、中医協総会で配付された資料。この日は、前回に引き続き、初・再診料などの基本診療料について検討を重ねたほか、療養病床再編・慢性期入院医療に係る調査・検証の進め方、医療保険における革新的な医療技術の取扱いなどについて議論を行った。
慢性期入院医療に係る調査検証については、下部組織である「慢性期入院医療の包括評価調査分科会」で行うことになるが、調査・検証方針が大枠で了・・・
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2010年10月07日(木)
[病院] 介護療養病床の平均在院日数、対前月比13.6日減
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厚生労働省は10月7日に、平成22年6月分の病院報告(概数)を発表した。
報告によると、一般病床を含む病院の1日平均患者数は対前月比で1万4037人増加し、131万6496人となっている。一般病床の1日平均患者数は1万2490人増の69万6207人、外来患者数は17万7977人増の148万4974人となっていた(p1参照)。
病院全体の月末病床利用率は対前月比0.8ポイント増の82.0%で、うち一般病床は1.2ポイント増の76.3%、介護療養病床・・・
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2010年09月29日(水)
[医業経営] 患者数減少続き、医業損失は230億円に拡大 東京都病院会計
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東京都は9月29日に、平成21年度東京都病院会計決算審査意見書を公表した。同審査は、病院経営本部を対象とし、知事から提出された決算書類が病院事業の経営成績および財政状態を適正に表示しているかを検証するため、帳簿・証拠書類の照合と、関係部局からの説明聴取などによって行われたもの。審査の結果、決算諸表は、別項に指摘された事項を除き、病院事業の成績および財政状況を適正表示していることが認められた。
平成21・・・
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2010年09月24日(金)
[DPC] 医師あたり患者数等、EFファイルから把握できるか検討 DPC分科会
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厚生労働省が9月24日に開催した、診療報酬調査専門組織・DPC評価分科会で配付された資料。この日は、平成22年度特別調査と今後の進め方の2点について議論を行った。特別調査票について委員からさまざまな指摘がなされたが、西岡分科会長(横浜市立みなと赤十字病院名誉院長)預かりとなっている。また、厚労省より今後の検討スケジュール等が示されており、そこでは年末にかけて基本的事項を議論する予定となっている。
平成2・・・
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2010年09月22日(水)
[医療施設] 施設総数は増加するも、病院数・病床数は減少 医療施設調査
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厚生労働省は9月22日に、平成21年度の「医療施設(静態・動態)調査・病院報告の概況」を公表した。
平成21年10月1日現在、全国の医療施設は17万8675施設で、そのうち活動中の施設は17万6471施設で昨年より815施設増加している。このうち、一般病院は7655施設で前年に比べ59施設減少、うち療養病床を有する病院は4021施設で46施設減少していた(p6参照)。
一般病院において小児科を標榜する施設は2853施設(一般病院総・・・
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2010年09月17日(金)
[認知症対策] 医療、若年性認知症等対策の実施状況をフォローアップ開始
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厚生労働省が9月17日に開催した、認知症の医療と生活の質を高める緊急プロジェクトで配付された資料。本プロジェクトでは、平成20年7月に報告書をとりまとめており、そこで提言された事項の進捗状況等をフォローアップするために開催されたもの。今後、2~3回程度会合が開かれる予定だ(p5参照)。
報告書では、(1)認知症患者数や、医療サービス体制などの実態把握(2)研究開発(3)医療対策(4)適切なケアの普及、本・・・
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2010年09月13日(月)
[がん対策] がん診療連携拠点病院に「準じる病院」の基準案提示 東京都
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東京都が9月13日に開催した、東京都がん対策推進協議会で配付された資料。この日は、「がん診療連携の拠点となる病院に準じる病院」の基準などについて議論を行った。
平成22年度の診療報酬改定では、B005-6「がん治療連携計画策定料」750点と、B005-6-2「がん治療連携指導料」300点が新設された。ここで、がん治療連携計画策定料を算定するには、「がん診療連携の拠点となる病院又はそれに準じる病院」でなければならず、「準・・・
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2010年09月09日(木)
[病院] 平成22年5月の介護療養病床の平均在院日数は増加に転じる
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厚生労働省は9月9日に、平成22年5月分の病院報告(概数)を発表した。
報告によると、一般病床を含む病院の1日平均患者数は対前月比で1万6867人減少し、130万2459人となっている。一般病床の1日平均患者数は1万4371人減の68万3717人、外来患者数は14万8342人減の130万6997人となっていた(p1参照)。
病院全体の月末病床利用率は対前月比1.1ポイント増の81.2%で、うち一般病床は2.2ポイント増の75.1%、介護療養病床は0・・・
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2010年08月25日(水)
[診療報酬] 公知申請の事前評価終えれば承認前でも保険適用 中医協総会
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厚生労働省が8月25日に開催した、中医協総会で配付された資料。この日は、大きく(1)公知申請された医薬品の取扱い(2)今後の進め方(3)DPC調査(4)後発医薬品に係る調査―の4点について議論を行った。
(1)の公知申請とは、A疾病への効能効果があると認められた医薬品を、別のB疾病に使う際に、改めて治験等をせずとも、外国の文献等(公知)を根拠に審査承認に向けた申請を行えるというもの。医薬品は、薬事法上で効能・・・
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2010年08月19日(木)
[病院] 介護療養病床の平均在院日数、対前月比13.5日減
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厚生労働省は8月19日に、平成22年4月分の病院報告(概数)を発表した。
報告によると、一般病床を含む病院の1日平均患者数は対前月比で1万379人減少し、131万9326人となっている。一般病床の1日平均患者数は6971人減の69万8088人、外来患者数は3654人減の145万5339人となっていた(p1参照)。
病院全体の月末病床利用率は対前月比1.6ポイント減の80.1%で、うち一般病床は2.8ポイント減の72.9%、介護療養病床は0.6ポイ・・・
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2010年08月02日(月)
[感染症] 21年中に新たに結核と診断された患者は2万4170人、死亡は2155人
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厚生労働省は8月25日に、平成21年結核登録者情報調査年報集計結果(概況)を公表した。
これは、全国の保健所を通じて報告される結核登録者の状況(平成21年1月1日~12月31日)を取りまとめたもの。
平成21年の新登録結核患者数は2万4170人で、罹患率(人口10万人対の新登録結核患者数)は19.0となっている。結核罹患率は減少傾向にあるが、減少率は2%台と低い。また、80歳以上の結核罹患率は88.3で、横ばいないし増加してお・・・
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2010年07月12日(月)
[病院] 病院全体の平均在院日数、3ヵ月連続して減少傾向
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厚生労働省は7月12日に、平成22年3月分の病院報告(概数)を発表した。
報告によると、一般病床を含む病院の1日平均患者数は対前月比で1万2702人減少し、132万9705人となっている。一般病床の1日平均患者数は1万1823人減の70万5059人、外来患者数は4万7416人増の145万8993人となっていた(p1参照)。
病院全体の月末病床利用率は対前月比0.4ポイント増の81.7%で、うち一般病床は0.7ポイント増の75.7%、介護療養病床は0・・・
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2010年06月17日(木)
[病院] 22年2月の1日平均患者数は対前月比3万人あまり増の134万2407人
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厚生労働省は6月17日に、平成22年1月分の病院報告(概数)を発表した。
報告によると、一般病床を含む病院の1日平均患者数は対前月比で3万2985人増加し、134万2407人となっている。一般病床の1日平均患者数は2万8933人増の71万6882人、外来患者数は9万7706人増の141万1847人と、ともに大幅に増加していた(p1参照)。
一方、病院全体の月末病床利用率は対前月比0.4ポイント減の81.3%で、うち一般病床は0.6ポイント減の7・・・
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2010年05月27日(木)
[病院] 22年1月の一般病床入院患者は対前月比1万1857人増の68万人
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厚生労働省は5月27日に、平成22年1月分の病院報告(概数)を発表した。
報告によると、一般病床を含む病院の1日平均患者数は対前月比で1万3430人増加し、130万9422人となっている。一般病床の1日平均患者数は1万1857人増の68万7949人、外来患者数は10万760人減の131万4141人だった(p1参照)。
一方、病院全体の月末病床利用率は対前月比8.6ポイント増の81.7%で、うち一般病床は14.6ポイント増の75.6%、介護療養病床は・・・
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2010年04月14日(水)
[臨床研修] 平成25年度から、年間3000人の入院患者が臨床研修指定要件に
- 厚生労働省は4月14日に、医師法第16条の2第1項に規定する臨床研修に関する省令の施行(臨床研修省令)について通知を発出した。本省令の趣旨は、平成16年4月1日よりすべての医師に義務づけられている臨床研修に関して、その基本理念、臨床研修病院の指定基準等を定めたもの(p2参照)。とくに、基本理念として患者を全人的に診ることを期待し、医師・患者とその家族の間で十分なコミュニケーションのもとに総合的な診療を行・・・
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2010年04月08日(木)
[病院] 21年12月の1日平均外来患者数は減少傾向に
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厚生労働省は4月8日に、平成21年12月分の病院報告(概数)を発表した。
報告によると、一般病床を含む病院の1日平均患者数は対前月比で7084人減少し、129万5992人となっている。一般病床の1日平均患者数は7492人減の67万6092人、外来患者数は6473人減の141万4901人だった(p1参照)。
一方、病院全体の月末病床利用率は対前月比7.9ポイント減の73.1%で、うち一般病床は14.0ポイント減の61.0%、介護療養病床は0.3ポイン・・・
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2010年03月25日(木)
[臨床研修] 平成23年度研修の激変緩和措置、寄せられた意見は賛否両論
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厚生労働省が3月25日に開催した、医道審議会医師分科会の医師臨床研修部会で配付された資料。この日は、平成23年度の臨床研修への対応(激変緩和措置)に対するパブリックコメントについて報告が行われた。パブリックコメントは、個人・病院や団体、医師会などから合計470件が寄せられた。
臨床研修制度全体については、「臨床研修の結果の十分な評価なしに、医師の偏在の解消のために制度を修正するべきではない」といった意・・・
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2010年03月19日(金)
[診療報酬] 小笠原諸島等を標欠減額の緩和対象に追加 厚労省
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厚生労働省は3月19日に、「厚生労働大臣の定める入院患者数の基準及び医師等の員数の基準並びに入院基本料の算定方法の一部を改正する件(告示)」を公布した。
医療法標準を満たさない医療機関については診療報酬が減額されるが、離島等においては医師確保が難しいことから、減額の割合が緩和されている。具体的には、医療法標準の70%以下では100分の98(通常は100分の90)、50%以下では100分の97(通常は100分の85)となる・・・
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2010年03月12日(金)
[臨床研修] 激変緩和措置の撤廃反対、基幹型研修病院の評価を 民医連
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- 激変緩和措置の撤廃に反対し、2014年の省令見直しまでの継続を望みます(3/12)《民医連》
- 発信元:全日本民主医療機関連合会 カテゴリ: 医療提供体制
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2010年03月09日(火)
[病院] 21年11月の一般病床入院患者は対前月比5700人増の58万人
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厚生労働省は3月9日に、平成21年11月分の病院報告(概数)を発表した。
報告によると、一般病床を含む病院の1日平均患者数は対前月比で4231人増加し、130万3076人となっている。一般病床の1日平均患者数は5762人増の68万3584人、外来患者数は4万5433人減の142万1374人だった(p1参照)。
一方、病院全体の月末病床利用率は対前月比1.7ポイント増の81.0%で、うち一般病床は3.2ポイント増の75.0%、介護療養病床は0.2ポ・・・
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2010年03月03日(水)
[新型インフル] ワクチン過剰は医療機関の損失、返品容認求める 大阪府
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- 新型インフルエンザワクチンの返品について(要望)(3/3)《大阪府》
- 発信元:大阪府 新型インフルエンザ対策本部事務局 カテゴリ: 新型インフル
新型インフルエンザワクチンについては、国の標準的スケジュールを踏まえ、平成21年10月19日に医療従事者への接種を開始し、妊婦や小児などに順次対象を拡大して、平成22年1月25日からは希望する全ての者が接種できるようになった。この間、大阪府では患者数の大幅減少や、国によるワクチン接種回数の変更など・・・
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