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2023年10月18日(水)
[診療報酬] 脳梗塞、早期治療の連携評価検討へ 超急性期脳卒中加算などで
- 中央社会保険医療協議会は18日の総会で、2024年度に行う診療報酬改定に向けて脳梗塞など脳血管疾患の治療に対する評価の議論を始めた。t-PA静注療法や血栓回収療法を脳梗塞の発症後すぐ実施できるようにするため、専門医のいない医療機関と基幹病院の連携への超急性期脳卒中加算による評価などを議論する<doc11560page72>。 t-PA療法は、脳血管に詰まった血栓を溶かす治療法。脳梗塞の発症4.5時間以内の症例が適応で、・・・
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2023年10月17日(火)
[制度改革] 「アンメット・メディカル・ニーズ」解消に期待 武見厚労相
- 20日に召集される臨時国会への提出を予定している大麻取締法などの改正案について、武見敬三厚生労働相は17日の閣議後の記者会見で「アンメット・メディカル・ニーズ、未だに有効な治療法がない患者のニーズを解消する意義があると考えている」とする見解を示した。 武見厚労相は、現行法では大麻から製造された医薬品は使用禁止だが、改正によって日本の患者に使えるようになることから、有効な治療法がない疾患への「アンメッ・・・
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2023年10月13日(金)
[インフル] 全国報告数4万9,212人、前週から1,866人増 インフルエンザ
- 厚生労働省は13日、2023年第40週(10月2日-10月8日)「インフルエンザの発生状況」を公表した。全国の報告数は4万9,212人で前週から1,866人増、前年同期と比べ4万9,141人の増加となった<doc11526page2>。定点報告と全国の保育所、幼稚園、学校を対象としたインフルエンザ様疾患発生報告の詳細は以下の通り。●定点報告<doc11526page2><doc11526page6>▽定点当たり報告数(全国):9.99▽報告患者数(全国):4万・・・
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2023年10月12日(木)
[診療報酬] 看護必要度のB項目、7対1の基準に「適さない」 中医協・分科会
- 中央社会保険医療協議会「入院・外来医療等の調査・評価分科会」は12日、これまでの議論の取りまとめ案を大筋で了承した。一般病棟用の「重症度、医療・看護必要度」(看護必要度)に関しては、自分で寝返りを打てるかなど入院患者の状況を評価する「B項目」について、7対1病棟の基準に「適さない」という指摘を新たに書き込んだ<doc11472page6>。 またDPCでは、データ数が少ない対象病院は「制度になじまない」とする意・・・
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2023年10月06日(金)
[人口] 人口動態統計月報 23年5月分 厚労省
- 厚生労働省は6日、2023年5月分の「人口動態統計月報(概数)」を公表した。詳細は以下の通り。●人口動態<doc11578page5>▽出生数/6万2,026人(前年同月比1.3%減・840人減)▽死亡数/12万1,023人(0.6%増・675人増)▽自然増減数/5万8,997人の減少(1,515人減)●死因別死亡数の上位3位<doc11578page12>▽悪性新生物(がんや肉腫などの悪性腫瘍)/3万1,820人▽心疾患(高血圧性を除く)/1万7,626人▽老衰/1万3,963人・・・
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2023年10月06日(金)
[インフル] 全国報告数4万7,346人、前週から1万2,325人増 インフルエンザ
- 厚生労働省は6日、2023年第39週(9月25日-10月1日)「インフルエンザの発生状況」を公表した。全国の報告数は4万7,346人で前週から1万2,325人増、前年同期と比べ4万7,294人の増加となった<doc11416page2>。定点報告と全国の保育所、幼稚園、学校を対象としたインフルエンザ様疾患発生報告の詳細は以下の通り。●定点報告<doc11416page2><doc11416page6>▽定点当たり報告数(全国):9.57▽報告患者数(全国):4・・・
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2023年10月05日(木)
[診療報酬] DPCになじまない病院、退出ルール検討へ 中医協分科会で合意
- 中央社会保険医療協議会「入院・外来医療等の調査・評価分科会」は5日の会合で、DPC対象病院について制度からの退出ルールを作ることで大筋合意した。データ数に一定の基準を設けることなどを想定しており、中医協で具体化に向けて検討を進める。 DPC対象病院は、対象期間の「1カ月当たりのデータ/病床比」を0.875以上にする基準を満たす必要がある<doc11403page85>。厚生労働省が2021年10月-22年9月のDPCデータを調べ・・・
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2023年10月04日(水)
[医療提供体制] 認知症定義から除外の精神疾患を施行規則で明示
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- 共生社会の実現を推進するための認知症基本法施行規則案について(10/4)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 老健局 認知症施策・地域介護推進課 カテゴリ: 医療提供体制 医療制度改革
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2023年09月29日(金)
[インフル] 全国報告数3万5,021人、前週から356人増 インフルエンザ
- 厚生労働省は9月29日、2023年第38週(9月18日-9月24日)「インフルエンザの発生状況」を公表した。全国の報告数は3万5,021人で前週から356人増、前年同期と比べ3万4,941人の増加となった<doc11351page2>。定点報告と全国の保育所、幼稚園、学校を対象としたインフルエンザ様疾患発生報告の詳細は以下の通り。●定点報告<doc11351page2><doc11351page6>▽定点当たり報告数(全国):7.09▽報告患者数(全国):3・・・
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2023年09月28日(木)
[医療提供体制] 腎臓専門医療機関リスト、都道府県の半数近くが未作成
- 慢性腎臓病(CKD)の診療連携体制の構築に役立つ「腎臓専門医療機関のリスト」について、半数近くの都道府県が作成していないことが、厚生労働省の調査で分かった<doc11306page6>。 厚労省は、腎疾患対策の進捗管理の一環として、各都道府県の対策を毎年調査している。2022年度の状況を把握する今回の調査は、都道府県のCKD対策の担当部局などを対象に5月15-31日に実施し、全都道府県から回答を得た。診療連携体制に関し・・・
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2023年09月22日(金)
[感染症] コロナワクチン接種の死亡事例含む74件認定 厚労省公表
- 厚生労働省は、疾病・障害認定審査会感染症・予防接種審査分科会の新型コロナウイルス感染症予防接種健康被害審査第三部会(22日開催)の審議結果を公表した。新型コロナワクチンを接種した79件について、予防接種と疾病・障害などとの因果関係を審議した部会は、74件を認定、3件を否認、2件を保留とした<doc11171page1>。認定された74件のうち50件は死亡事例だった。 今回認定された74件を年齢別で見ると、70歳代、80歳・・・
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2023年09月22日(金)
[インフル] 全国報告数3万4,665人、前週から1万2,554人増 インフルエンザ
- 厚生労働省は22日、2023年第37週(9月11日-9月17日)「インフルエンザの発生状況」を公表した。全国の報告数は3万4,665人で前週から1万2,554人増、前年同期と比べ3万4,554人の増加となった<doc11164page2>。定点報告と全国の保育所、幼稚園、学校を対象としたインフルエンザ様疾患発生報告の詳細は以下の通り。●定点報告<doc11164page2><doc11164page6>▽定点当たり報告数(全国):7.03▽報告患者数(全国):・・・
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2023年09月20日(水)
[医薬品] 「重症高血圧」の重篤副作用マニュアル案、了承 厚労省・検討会
- 厚生労働省の重篤副作用総合対策検討会は20日、重篤副作用疾患別対応マニュアルについて、日本循環器学会が新たに作成した「重症高血圧」のマニュアル案を了承した。医療関係者向けの説明では、高血圧緊急症で引き起こされる重篤な病態を取り上げ、「薬剤で誘発される血圧上昇を早期に検出し、これらの重篤な疾患の発症と重症化を予防することが最も重要である」としている<doc11123page9>。 重篤副作用疾患別対応マニュ・・・
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2023年09月19日(火)
[診療報酬] 病床確保料など10月以降のコロナ対応に懸念 全自病会長
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- 全国自治体病院協議会 記者会見(9/19)《全国自治体病院協議会》
- 発信元:全国自治体病院協議会 カテゴリ: 診療報酬 臨時・特例措置 新型コロナウイルス
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2023年09月15日(金)
[インフル] 全国報告数2万2,111人、前週から9,473人増 インフルエンザ
- 厚生労働省は15日、2023年第36週(9月4日-9月10日)「インフルエンザの発生状況」を公表した。全国の報告数は2万2,111人で前週から9,473人増、前年同期と比べ2万1,978人の増加となった<doc11067page2>。定点報告と全国の保育所、幼稚園、学校を対象としたインフルエンザ様疾患発生報告の詳細は以下の通り。なお、第36週の報告から新シーズン(2023/2024シーズン)として公表。●定点報告<doc11067page2>・・・
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2023年09月14日(木)
[診療報酬] 中医協「入院・外来医療等の調査・評価分科会」中間取りまとめ
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- 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和5年度第7回 9/14)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 医療課 カテゴリ: 診療報酬 2024年度改定
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2023年09月08日(金)
[医療提供体制] 診療報酬のコロナ特例「段階的見直し」要望 日病
- 新型コロナウイルス感染症の診療や、患者の受け入れ体制の整備に伴うコストをカバーするため、診療報酬による適切な評価を求める意見があるとして、日本病院会は、診療報酬のコロナ特例を10月以降、段階的に見直すよう求める要望書を厚生労働省に出した。要望書は、新型コロナ関連の10月以降の財政支援を巡り、8月26日の役員会で上がった意見をベースにまとめた<doc11014page1>。 その中で日病は、新型コロナの感染者を個・・・
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2023年09月08日(金)
[インフル] 全国報告数1万2,638人、前週から5,728人増 インフルエンザ
- 厚生労働省は8日、2023年第35週(8月28日-9月3日)「インフルエンザの発生状況」を公表した。全国の報告数は1万2,638人で前週から5,728人増、前年同期と比べ1万2,503人の増加となった<doc10980page2>。定点報告と全国の保育所、幼稚園、学校を対象としたインフルエンザ様疾患発生報告の詳細は以下の通り。なお、2022/2023シーズンは第35週の報告で終了となり、第36週からは2023/2024シーズンとして公表される。●定点報・・・
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2023年09月07日(木)
[診療報酬] 機能強化加算の算定要件、かかりつけ医機能を促す効果乏しい
- 健康保険組合連合会は7日、政策立案の提言に役立てるために行ったレセプト分析の結果を公表した。「かかりつけ医機能」への評価とされる「機能強化加算」を届け出ている医療機関では、ほかに比べて幅広い疾患をカバーしているものの、時間外の診療や多剤服用の調整などへの対応に明らかな差はないなどとする内容。分析結果を踏まえて健保連では、機能強化加算の現在の算定要件には、医療機関の「かかりつけ医機能」の十分な発揮・・・
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2023年09月07日(木)
[医療保険] 22年度の高額レセプト件数8年連続で過去最多 健保連集計
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- 令和4年度 高額医療交付金交付事業における高額レセプト上位の概要(9/7)《健康保険組合連合会》
- 発信元:健康保険組合連合会 組合サポート部 交付金交付事業グループ カテゴリ: 医療保険
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2023年09月06日(水)
[診療報酬] 急性期病院の早期リハ後押しへ、土日・祝日実施も 中医協
- 中央社会保険医療協議会の「入院・外来医療等の調査・評価分科会」が6日開かれ、厚生労働省は、急性期病院によるリハビリテーションの実施を2024年度の診療報酬改定で促す方針を示した。入院早期からの実施や、土日・祝日の実施を促したい考え<doc10890page65>。誤嚥性肺炎などでは入院早期からのリハビリが死亡率の低下や身体機能の改善に有効なことが分かっているが、急性期病棟の実施率にはばらつきがあり、中医協で具・・・
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2023年09月05日(火)
[人口] 人口動態統計月報 23年4月分 厚労省
- 厚生労働省は5日、2023年4月分の「人口動態統計月報(概数)」を公表した。詳細は以下の通り。●人口動態<doc11030page5>▽出生数/5万7,762人(前年同月比5.2%減・3,162人減)▽死亡数/12万1,841人(1.0%増・1,148人増)▽自然増減数/6万4,079人の減少(4,310人減)●死因別死亡数の上位3位<doc11030page12>▽悪性新生物(がんや肉腫などの悪性腫瘍)/3万948人▽心疾患(高血圧性を除く)/1万8,190人▽老衰/1万4,594・・・
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2023年09月01日(金)
[インフル] 全国報告数6,910人、前週から1,997人増 インフルエンザ
- 厚生労働省は1日、2023年第34週(8月21日-8月27日)「インフルエンザの発生状況」を公表した。全国の報告数は6,910人で前週から1,997人増、前年同期と比べ6,772人の増加となった<doc10895page2>。定点報告と全国の保育所、幼稚園、学校を対象としたインフルエンザ様疾患発生報告の詳細は以下の通り。●定点報告<doc10895page2><doc10895page6>▽定点当たり報告数(全国):1.40▽報告患者数(全国):6,910人▽都・・・
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2023年09月01日(金)
[医療改革] 予防接種データベース「整備イメージ」提示 厚労省
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- 第95回厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会、令和5年度第7回薬事・食品衛生審議会 薬事分科会 医薬品等安全対策部会 安全対策調査会(合同開催)(9/1)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 健康局 予防接種担当参事官室 カテゴリ: 医療制度改革 保健・健康
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2023年08月31日(木)
[医療提供体制] 湿布や塗り薬「保険対象外に」約半数、日本総研調べ
- 医療保険での給付の見直しの一環として、調査対象とした全国の20歳以上の男女3,000人の約半数が湿布や塗り薬などを医療保険の対象から外すことを望んでいるとする調査結果を日本総合研究所が公表した。一方、希少疾患やがんなどの薬に関して、7割超が対象とすべきだと考えていることも分かった<doc10896page23>。日本総研では「『大きなリスクは共助、小さなリスクは自助』という考え方を基に、公的医療保険の対象となる薬・・・
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