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2022年11月25日(金)

[医療提供体制] 薬剤の不安定な供給、毎年薬価改定の弊害 日病協

日本病院団体協議会 記者会見(11/25)《日本病院団体協議会》
発信元:日本病院団体協議会   カテゴリ: 医療提供体制
 日本病院団体協議会(日病協)の25日の代表者会議では、2023年度の薬価改定に向けた中央社会保険医療協議会の部会での議論の報告を受けた。後発薬をはじめとした薬剤の不安定な供給について、各団体の代表者から「毎年改定の弊害であると言わざるを得ない」との意見が出た。会議後の記者会見で山本修一副議長(地域医療機能推進機構理事長)が明らかにした。 山本氏は、薬価が毎年見直されたことで、薬価の下げ幅が年に2.4%か・・・

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2022年11月09日(水)

[診療報酬] 有識者検討会は23年度中間年薬価改定への取りまとめをせず

中央社会保険医療協議会 薬価専門部会(第190回 11/9)《厚生労働省》
発信元:厚生労働省 保険局 医療課   カテゴリ: 診療報酬
 中央社会保険医療協議会・薬価専門部会は9日、2回目の中間年薬価改定となる2023年度薬価改定について、厚生労働省が薬価制度改革などについて別途議論を求めている有識者検討会からの報告を受け、議論した。23年度改定に対する検討会の関わりについて問われた厚労省は、検討会として意見を取りまとめる予定はないとした。 薬価専門部会の中村洋部会長(慶應義塾大学大学院経営管理研究科教授)は、23年度薬価改定を議題とした中・・・

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2022年11月07日(月)

注目の記事 [医療改革] 薬価毎年改定の完全実施を 財政審・分科会で財務省

財政制度等審議会 財政制度分科会(11/7)《財務省》
発信元:財務省   カテゴリ: 医療制度改革
 財政制度等審議会の分科会が7日に開かれ、財務省は、2023年度に予定されている「中間年」の薬価改定について、見直しの対象品目を限定しない「完全実施」の実現を求めた<doc5888page57>。 23年度に予定されている薬価改定は、21年度に続き2回目の中間年改定に当たり、中央社会保険医療協議会で枠組みを議論している。中医協の薬価専門部会が10月26日に行った関係団体へのヒアリングでは、薬価と市場価格の乖離が著しく大・・・

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2022年10月26日(水)

注目の記事 [診療報酬] 23年度中間年薬価改定、実施の是非も含め慎重に検討を

中央社会保険医療協議会 薬価専門部会(第189回 10/26)《厚生労働省》
発信元:厚生労働省 保険局 医療課   カテゴリ: 診療報酬
 中央社会保険医療協議会・薬価専門部会は26日、2回目の中間年改定となる2023年度薬価改定について、業界ヒアリングを行った。日本製薬団体連合会(日薬連)は、原油価格の高騰や円安の進行が医薬品の製造コストに多大な影響を与えており「薬価を引き下げる環境にはない」とし、23年度中間年改定は実施の是非も含め慎重に検討すべきとの考えを示した<doc5714page7>。 日薬連は、現在進行中の原材料や資材、エネルギーなど・・・

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2022年10月21日(金)

注目の記事 [診療報酬] 薬価制度見直しの論点案、総薬剤費の在り方も 厚労省・検討会

医薬品の迅速・安定供給実現に向けた総合対策に関する有識者検討会(第4回 10/21)《厚生労働省》
発信元:厚生労働省 医政局 医薬産業振興・医療情報企画課   カテゴリ: 診療報酬 医薬品・医療機器
 厚生労働省の「医薬品の迅速・安定供給実現に向けた総合対策に関する有識者検討会」は21日、薬価制度の在り方についての論点案を基本的に了承した。表現などの修正を加え、厚労省が近く中央社会保険医療協議会に報告した上で、同検討会が具体的な議論を進めていく<doc5627page5>。 論点案は、全体的課題として「革新的な医薬品の創薬力の強化や迅速導入、医薬品の安定的な供給を図る観点から、今後の薬価制度の在り方につ・・・

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2022年10月12日(水)

注目の記事 [診療報酬] 薬価差の概念整理、薬価改定のあり方で論点案 厚労省

医薬品の迅速・安定供給実現に向けた総合対策に関する有識者検討会(第3回 10/12)《厚生労働省》
発信元:厚生労働省 医政局 医薬産業振興・医療情報企画課   カテゴリ: 診療報酬
 厚生労働省は、薬価差の概念整理を行い、競合状況、取引量、配送コストの地域差を要因とする「市場原理下の取引から当然に生ずるもの」と、「薬価差を得ることを目的とした値下げ交渉といった市場流通の歪みにより生ずるもの」の2つに分類した。また、医薬品のカテゴリー別の薬価差(乖離率)について、新薬創出等加算品を100とした指数で明らかにし、後発医薬品は新薬創出等加算品の3倍に達していることが分かった・・・

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2022年10月05日(水)

注目の記事 [診療報酬] 2回目の中間年薬価改定で日医と健保連が対立 中医協・専門部会

中央社会保険医療協議会 薬価専門部会(第188回 10/5)《厚生労働省》
発信元:厚生労働省 保険局 医療課   カテゴリ: 診療報酬 医薬品・医療機器
 中央社会保険医療協議会・薬価専門部会は5日、2回目の中間年改定となる2023年度薬価改定の議論を開始した。日本医師会の委員は、改定による財源を診療報酬も含めて考えるべきと主張したが、健康保険組合連合会の委員は反対した。また、改定対象品目の範囲などで、診療側と支払側の意見が割れた<doc5196page14>。 23年度薬価改定の在り方では、日医常任理事の長島公之委員が、中間年改定の実施も決めた薬価制度抜本改革に・・・

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2022年07月29日(金)

注目の記事 [予算] 23年度予算、社会保障費の自然増を5,600億円に圧縮 概算要求基準

経済財政諮問会議(令和4年第10回 7/29)《内閣府》
発信元:内閣府   カテゴリ: 予算・人事等
 政府は7月29日、2023年度予算の概算要求基準を閣議了解した。医療など社会保障費の自然増は22年度の6,100億円から5,600億円に圧縮された<doc3932page5>。23年度には2回目となる「中間年」の薬価改定が控えており、予算案の編成で焦点になる。 概算要求基準は予算編成の骨格に当たる。各省庁はそれに沿って8月末までに概算要求を行い、予算編成作業が年末にかけて本格化する<doc3932page9>。 岸田政権が掲げる新し・・・

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2022年07月20日(水)

注目の記事 [診療報酬] 2回目の中間年薬価改定、より丁寧な議論が必要 中医協

中央社会保険医療協議会 総会(第524回 7/20)《厚生労働省》
発信元:厚生労働省 保険局 医療課   カテゴリ: 診療報酬
 中央社会保険医療協議会は20日、薬価専門部会とその後の総会で、2023年度の中間年薬価改定に向けた22年度薬価調査について、前回の中間年調査と同様の実施方法とするとした厚生労働省案を了承した。薬価改定の具体的内容は、薬価専門部会で議論し総会に報告するとしたが、製薬業界や卸売業界からのヒアリングを含め、より丁寧な議論を早めに始めるべきとの意見が、診療側と支払側の双方から出された<doc3710page2>。 中間・・・

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2022年05月25日(水)

注目の記事 [医療改革] 調剤報酬の体系的な見直し、毎年薬価改定の完全実施を 財政審

財政制度等審議会 歴史の転換点における財政運営(5/25)《財務省》
発信元:財務省   カテゴリ: 医療制度改革
 財政制度等審議会(財務相の諮問機関)は25日にまとめた建議に、調剤関連の内容も盛り込んだ。調剤報酬の体系的な見直しや、毎年薬価改定の完全実施などの必要性を主張している<doc2586page62>。 建議では、調剤技術料に占める調剤基本料、調剤料、薬学管理料の割合が過去10年間でほとんど変化がなく、対物業務から対人業務への構造転換を図る姿勢が見えないと指摘。その上で「調剤報酬の在り方について体系的見直しが不・・・

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2022年03月04日(金)

注目の記事 [診療報酬] 22年度薬価改定を告示、薬剤費ベースの改定率▲6.69% 厚労省

薬価基準改定について(3/4)《厚生労働省》ほか
発信元:厚生労働省   カテゴリ: 診療報酬 2022年度改定
 厚生労働省は4日、4月1日実施の薬価基準改定を官報告示した。改定率は、医療費ベースで▲1.35%。このうち不妊治療の保険適用に伴う薬剤の新規収載分が+0.09%あり、既収載品の実勢価などに基づく改定分は▲1.44%で、その薬剤費ベースの改定率は▲6.69%となる(p2参照)。 医療費ベース▲1.44%、薬剤費ベース▲6.69%という薬価引き下げは、近年では薬価制度抜本改革で引き下げ幅が拡大された2018年度改定の医療費ベース▲1.6・・・

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2022年02月16日(水)

注目の記事 [医療改革] 「かかりつけ医」の制度化を引き続き主張 財政審・分科会

財政制度等審議会 財政制度分科会(2/16)《財務省》
発信元:財務省   カテゴリ: 医療制度改革
 財政制度等審議会の財政制度分科会は16日、2021年12月にまとめた提言の22年度予算案への反映状況を確認し、議論を交わした。提言していた「かかりつけ医」の制度化について、引き続き推進を求める意見が出た。また、社会保障の給付の徹底的な効率化を求める委員もいた。分科会後の記者会見で、増田寛也分科会長代理(東京大学公共政策大学院客員教授)が明らかにした。 財政審は21年12月の提言(秋の建議)で、今後の制度面での・・・

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2021年11月08日(月)

注目の記事 [診療報酬] 診療報酬本体、躊躇なくマイナス改定を 財政審分科会で財務省

財政制度等審議会 財政制度分科会(11/8)《財務省》
発信元:財務省   カテゴリ: 診療報酬 予算・人事等
 財政制度等審議会・財政制度分科会が8日に会合を開き、財務省は、診療報酬本体が高止まりしているとして「躊躇なく『マイナス改定』をすべき」と主張した(p11参照)。薬価に関しては、引き下げ後も薬剤費が経済成長率を大きく上回って伸びていると指摘。毎年改定の実現にとどまらず、もう一段の強力な取り組みの必要性を強調した(p10参照)。財政審が月内に固める2022年度予算編成の建議(提言)に反映させる。 財務・・・

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2021年11月05日(金)

注目の記事 [診療報酬] 中間年の薬価調査や薬価改定の在り方を論点提示 厚労省

中央社会保険医療協議会 薬価専門部会(第182回 11/5)《厚生労働省》
発信元:厚生労働省 保険局 医療課   カテゴリ: 診療報酬
 厚生労働省は5日の中央社会保険医療協議会・薬価専門部会に、次期薬価制度改革の論点として、中間年の薬価調査や薬価改定の在り方を提示した(p77参照)。初の中間年改定となった2021年度改定を受けての議論で、実施自体に反対していた診療側は、日本医師会の委員が、薬価と実勢価の乖離が著しく大きい品目に限定すべきとし、日本薬剤師会の委員は実施すべきでないとした。一方、支払側は毎年改定として定着を図るべきとの考・・・

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2021年10月20日(水)

注目の記事 [診療報酬] 薬価収載後の効能追加品目で新薬創出等加算の対象拡大

中央社会保険医療協議会 薬価専門部会(第181回 10/20)《厚生労働省》
発信元:厚生労働省 保険局 医療課   カテゴリ: 診療報酬 2022年度改定
 中央社会保険医療協議会・薬価専門部会は20日、次期薬価改定について、これまでの薬価算定組織と医薬品産業界からの意見聴取を踏まえ、具体的な議論を開始した。厚生労働省は、イノベーションの評価で、薬価収載後の効能追加品目で新薬創出等加算の対象を拡大することなどを論点として提示し、基本的に了承された(p14~p16参照)。 薬価収載後の効能追加品目で新たに新薬創出等加算の対象とするのは、現行では対象外となって・・・

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2021年10月05日(火)

注目の記事 [医療改革] 医師などの所得向上へ公定価格見直しを丁寧に検討 後藤厚労相

後藤厚労相就任会見(10/5)《厚生労働省》
発信元:厚生労働大臣   カテゴリ: 医療制度改革 予算・人事等
 後藤茂之厚生労働相は5日の就任記者会見で、医療や介護などの分野で働く人の所得の向上に向け、どのような仕組みで公定価格を見直すのかを丁寧に検討していくと述べた。また、2022年4月に控える次期診療報酬改定では、感染症対策や不妊治療などの課題も検討項目になるとの考えも示した。 公定価格については、岸田文雄首相が4日の記者会見で、医師や看護師、介護士などの所得を向上させるため、その在り方を抜本的に見直す方針・・・

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2021年08月04日(水)

注目の記事 [診療報酬] 薬価算定組織、新薬創出等加算の対象拡大を提案 中医協・部会

中央社会保険医療協議会 薬価専門部会(第180回 8/4)《厚生労働省》
発信元:厚生労働省 保険局 医療課   カテゴリ: 診療報酬
 次期薬価制度改革の議論を進めている中央社会保険医療協議会・薬価専門部会は4日、部会の下部組織で、新薬の薬価算定を行っている薬価算定組織から意見を聞いた。算定組織は、「イノベーション等の適切な評価」とした提案で、新薬創出等加算の対象品目の拡大として、効能・効果の追加で新規収載時の有用性加算に相当する場合に新薬創出等加算の対象とすることなどを挙げた(p2~p4参照)。 薬価算定組織の提案は、▽新薬創出等・・・

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2021年07月06日(火)

注目の記事 [医療改革] 22年度予算の概算要求基準案を提示 経済財政諮問会議

経済財政諮問会議(令和3年第10回 7/6)《内閣府》
発信元:内閣府   カテゴリ: 医療制度改革
 麻生太郎財務相は6日の経済財政諮問会議に、2022年度予算の概算要求に当たっての基本的な方針の案を提示した(p22~p24参照)。団塊世代の人たちが、医療や介護の費用が高まる75歳以上に同年以降入り始め、社会保障費の自然増は前年度の4,800億円を大幅に上回る見込みで、年末の予算編成の焦点になる。 各省庁は8月末までに概算要求を行う。政策に必要な義務的経費の要求額は21年度の77.9兆円(コロナ予備費以外)がベース。・・・

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2021年05月12日(水)

注目の記事 [診療報酬] 薬価制度改革へ製薬・卸売団体などから意見聴取 中医協・部会

中央社会保険医療協議会 薬価専門部会(第178回 5/12)《厚生労働省》
発信元:厚生労働省 保険局 医療課   カテゴリ: 診療報酬 医薬品・医療機器
 中央社会保険医療協議会・薬価専門部会は12日、次回薬価制度改革に向けた議論を開始し、製薬団体、医薬品卸売団体などの意見を聴取した。製薬団体は、特に中間年薬価改定を「抜本改革の趣旨を大きく逸脱」と批判し、対象は「価格乖離の大きな品目」という趣旨に立ち戻ることを求めた(p22参照)。また、特許期間中の新薬の薬価が維持されるよう新薬創出等加算を見直すこと、安定確保医薬品に対する薬価制度上の措置を求めた・・・

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2021年04月21日(水)

注目の記事 [診療報酬] 次期薬価改定に向けた主な課題と議論の進め方で厚労省案

中央社会保険医療協議会 薬価専門部会(第177回 4/21)《厚生労働省》
発信元:厚生労働省 保険局 医療課   カテゴリ: 診療報酬 2022年度改定
 厚生労働省は21日、中央社会保険医療協議会・薬価専門部会に、次期薬価改定に向けた主な課題と議論の進め方の案を提示し、了承された。委員からは、中間年改定の在り方、新薬創出等加算の在り方、調整幅2%の見直し、原価計算の在り方、再生医療等製品を中心とする高額薬の薬価算定など多岐にわたる課題について問題意識が示された。調整幅は支払側の引き下げ論に対し、診療側は引き上げを主張した。 次期薬価改定に向けた主な・・・

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2021年04月15日(木)

注目の記事 [医療改革] 費用対効果の低い医薬品、保険からの除外も検討を 財務省

財政制度等審議会財政制度分科会(4/15)《財務省》
発信元:財務省   カテゴリ: 医療制度改革
 費用対効果評価の結果が3品目について示され、2品目は価格調整まで終わった。中央社会保険医療協議会は2022年度薬価改定に向け、制度の在り方についての議論を始めることになる。一方、財務省は、15日の財政制度等審議会・財政制度分科会に、費用対効果評価制度で見直すべき項目を指摘。価格調整範囲の拡大、費用対効果の低いものの保険からの除外などを検討すべきだとした(p120参照)。 費用対効果評価は、19年度から本格・・・

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2021年03月24日(水)

[医薬品] テリルジーとキムリア、初の費用対効果評価案を了承 中医協総会

中央社会保険医療協議会 総会(第477回 3/24)《厚生労働省》
発信元:厚生労働省 保険局 医療課   カテゴリ: 医薬品・医療機器
 厚生労働省は24日、中央社会保険医療協議会・総会に、医薬品の費用対効果評価の第1号指定品となった慢性閉塞性肺疾患と気管支喘息に対する「テリルジー100エリプタ」(グラクソ・スミスクライン)と白血病に対する「キムリア」(ノバルティスファーマ)について、費用対効果評価案を報告し、了承された。この評価結果による薬価改定は改めて中医協・総会に報告する(p13参照)。 キムリアは、初のCAR-T療法を実現した再生・・・

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2021年03月18日(木)

注目の記事 [医療改革] 社会保障制度の見直し、しっかりと議論 財政審・増田氏

財政制度等審議会 財政制度分科会(3/18)《財務省》
発信元:財務省   カテゴリ: 予算・人事等
 財政制度等審議会・財政制度分科会の増田寛也分科会長代理は18日、分科会後の記者会見で、2022年度政府予算の編成では社会保障制度改革が重要な課題になるとし、その見直しに向けて「引き続きしっかりと議論していく」と述べた。 増田氏は、団塊世代が75歳以上の後期高齢者になり始める22年度以降、医療費を含めた社会保障費が増大するのは「自明の理だ」と指摘。その増加にどう対応していくべきかの議論を深めていくとの考えを・・・

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2021年03月05日(金)

[医薬品] 10月から128品目が保険適用外薬に 22年4月からは203品目

保険医の使用医薬品(掲示事項等告示第6関係)及び保険薬剤師の使用医薬品(掲示事項等告示第14関係)に係る留意事項について(3/5付 通知)《厚生労働省》
発信元:厚生労働省 保険局 医療課   カテゴリ: 医薬品・医療機器
 厚生労働省は、保険医や保険薬剤師の使用医薬品に関する留意事項を都道府県などに通知した。10月1日から、保険適用の範囲で処方や調剤をすることができなくなる医薬品は、内用薬など計128品目になると周知徹底を求めた。これとは別に、203品目が2022年4月から保険適用外になることも明らかにした(p2参照)。 21年4月の薬価改定で対象となるのは、内用薬8,549、注射薬3,534、外用薬2,118、歯科用薬剤27の計1万4,228品目。 う・・・

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2021年03月05日(金)

注目の記事 [診療報酬] 中間年薬価改定を官報告示、改定率は公表せず 厚労省

薬価基準改定の概要(3/5)《厚生労働省》ほか
発信元:厚生労働省 保険局 医療課   カテゴリ: 診療報酬 2021年度改定
 厚生労働省は5日、2021年度薬価改定を官報告示した(p1~p6参照)。中間年では初の改定で、医療費への影響として4,300億円の削減を見込んでいるが(p22参照)薬価改定単独の改定であるとして改定率を公表していない。 薬価改定の告示に合わせて厚労省は「薬価基準改定の概要」を公表しており、今回もホームページに掲載しているが、「改定の主な事項」の中で従来記載していた「改定率」の項目が消えている。医療費ベー・・・

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