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2007年01月17日(水)
入院基本料7対1病院、患者ケアの時間が増え超過勤務が減少 日看協調査
- 厚生労働省が1月17日に開催した中医協総会で配布された資料。この日は、平成18年度診療報酬改定の影響のうち、入院基本料に関する影響について議論された。日本看護協会が提出した「病院における看護職員需給状況調査(速報)の概要」によると、入院基本料7対1の算定病院では、「一人一人の患者のケアにあたる時間が増えた」「超過勤務が減少した」と回答した割合が、他の病院よりも大きいことが明らかになった(p100参照)。・・・
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2006年09月09日(土)
救急出場件数、過去最高を更新
- 総務省消防庁が公表した「平成17年版救急・救助の概要」の速報。平成17年中の救急出場件数は、対前年比4.9%増の528万件で過去最高を更新している。救急隊員数もわずかながら増加しているが、需給ギャップの解消にはつながっておらず、救急車の現場到着所要時間は全国平均で6.5分(前年は6.4分)となっており、遅くなる傾向が続いている。また、救急車は約6.0秒(前年は約6.3秒)に1回の割合で出場、国民の約26人(前年は約27人)・・・
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2006年08月31日(木)
研修医マッチングの参加は1050病院
- 厚生労働省が8月31日に公表した「医師臨床研修マッチングの参加登録状況」。これはマッチングの参加状況について、医師臨床研修マッチング協議会から情報提供された資料。平成18年の参加者数は8604人で、昨年より56人減少している。参加病院数は、1050病院となり、34病院増加した。参加病院が募集した定員の総数は、1万1311名となっており、需給のバランスとしては供給過多となっている(p1参照)。全体のマッチ率は95.6%で、・・・
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2006年07月28日(金)
「医師の需給に関する検討会報告書」の公表について(7/28)《厚労省》
- 厚生労働省が7月28日に公表した「医師の需給に関する検討会報告書」。医師の需給に関する検討会は合計15回の会議が開催され、今回報告書がまとめられた。医師の需給に関する見通しについては、2004年時点で医療施設に従事する医師数が25.7万人に対し、必要医師数は26.6万人と0.9万人少ない状況だが、2040年には必要医師数が31万1000人になると推計され(p4~p5参照)、「長期的にみれば、供給の伸びは需要の伸びを上回り、マクロ・・・
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2006年07月19日(水)
医師の需給に関する検討会(第15回 7/19)《厚労省》
- 厚生労働省が7月19日に開催した「医師の需給に関する検討会」で配布された資料。この日は、同検討会の最終報告書案の修正版が提示された。前回提示された報告書案では、各方面から「現場の不足感を反映していない」などの指摘がなされていた。今回公表された修正案では、「医師全体の動向としては、充足の方向にある」という文言が削除されるなど、大幅な修正が加えられた(p57参照)。また、新たに診療科ごとの需給状況につい・・・
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2006年06月28日(水)
医師の需給に関する検討会(第14回 6/28)《厚労省》
- 厚生労働省が6月28日に開催した「医師の需給に関する検討会」で配布された資料。この日は、報告書案が提示されている。報告書案では、現在年間7700人程度の新たな医師が誕生しており、退職などを差し引いても、年間3500~4000人程度が増加しているとの概算を示した。病院・診療所どちらも増加傾向が見られ、「医師数全体の動向としては、充足の方向にある」としている(p9参照)。また、診療科における状況が示され、小児科に・・・
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2006年06月02日(金)
2005年 病院における看護職員需給状況調査 結果概要(速報)(6/2)《日本看護協会》
- 6月2日に日本看護協会が公表した「2005年病院における看護職員需給状況調査」の結果速報。同調査は、病院における看護職員の需給動向を全国規模で把握することを目的に、1995年以降毎年実施ているもの。看護職員の離職率については、12.1%で前年度調査に比べて0.5ポイント上昇している(p1参照)。離職率を設置主体別に見ると、「国(厚生労働省)」が最も高く15.6%、次いで「学校法人並びにその他の法人」が15.4%、「個人」・・・
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2006年05月29日(月)
医師の需給に関する検討会(第13回 5/29)《厚労省》
- 厚生労働省が5月29日に開催した「医師の需給に関する検討会」で配布された資料。この日は、各診療科別の医師需給について議論された。検討資料として、小児科・産婦人科医師数の年次推移や(p10参照)、診療科別の女性医師の割合(p11参照)などが提示されている。また、長谷川委員(国立保健医療科学院政策科学部長)から「医師需給推進案」が提示されている。医学部の定員が5%増加しても、2030年頃までは大きな影響が無・・・
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2006年04月07日(金)
平成18年度診療報酬改定における緊急要望 (4/7)《全日病》
- 4月7日に全日本病院協会、日本医療法人協会、日本精神科病院協会の3団体が川崎厚生労働大臣に提出した「平成18年度診療報酬改定における緊急要望」。要望書では、平成18年度の診療報酬改定において、看護師比率や理学療法士・作業療法士の人員基準等が厳しくなり、医療現場での有資格者不足が顕著であると指摘。急性期入院医療、精神科入院医療の崩壊を引き起こす可能性があるとして、それらの基準の緩和を要望している。具体的に・・・
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2006年03月27日(月)
医師の需給に関する検討会(第12回 3/27)《厚労省》
- 厚生労働省が3月27日に開催した「医師の需給に関する検討会」で配布された資料。この日は、医師の需給問題に関して3名の参考人から資料が提示された。長谷川敏彦氏(国立保健医療科学院政策科学部長)は、医師供給の推計について、「今後増加するのは高齢医師、診療所医師が主である」と予測した。また、「当面は、現状の総医師数の中で病院医師数の確保と生産性の向上が急務である」としている(p65参照)。一方、需要につい・・・
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2006年03月17日(金)
救急需要対策に関する検討会(第6回 3/17)《厚労省》
- 3月17日に開催された厚生労働省の「救急需要対策に関する検討会」で配布された資料。この日は、119番受信時等における緊急度・重症度の選別方法や、救急車を利用する軽症者への代替措置等、救急需要対策をまとめた報告書案が提出された。報告書案には、緊急度・重症度の選別基準案が示されており、緊急度・重症度に応じて救急隊の出場のあり方を弾力的にすることが効果的だとしている(p51~p52参照)。また、救急サービスの有料・・・
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2006年02月08日(水)
医師の需給に関する検討会(第11回 2/8)《厚労省》
- 厚生労働省が2月8日に開催した「医師の需給に関する検討会」で配布された資料。この日は、本田委員(読売新聞社)より、「臨床研修医(初期研修2年目)の動向調査」が報告された(p6~p20参照)。これは、地域や診療科による医師の偏在への対応策を検討する上で、今後の動向をつかむために実施したもの。有効回答者数は441人で、出身地や希望する診療科などについてまとめられている。進みたい診療科については、「小児科」が最・・・
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2005年12月28日(水)
「第六次看護職員需給見通し」達成に向けた日本看護協会の意見(12/28)《日本看護協会》
- 日本看護協会が12月28日に公表した「第六次看護職員需給見通し」の達成に向けた日本看護協会の意見書。同意見書は、12月26日に厚生労働省が取りまとめた「第六次看護職員受給見通しに関する検討会」の最終報告書を受けて出されたもの。同協会は今回の見通しに対し、「現場の不足感がある程度反映された」と一定の評価をしながらも、「医療制度構造改革試案」や「医療制度改革大綱」などの内容が反映されていない、と指摘している&l・・・
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2005年12月26日(月)
「第六次看護職員需給見通しに関する検討会」報告書について(12/26)《厚労省》
- 厚生労働省が12月26日に公表した「第六次看護職員需給見通しに関する検討会」の最終報告書。22日に報告書(案)というかたちで公表されていたが、今回のものは正式に取りまとめられた確定版の報告書。報告書の概要では、(1)策定の方法(2)新たな看護職員需給の見通し(3)今後に向けて―という3つの項目に分けてまとめられている(p2~p3参照)。看護職員の需要の見通しは、平成18年の約131万4000人から、平成22年には約140万6・・・
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2005年12月22日(木)
第六次看護職員需給見通しに関する検討会(第7回 12/22)《厚労省》
- 厚生労働省が12月22日に開催した「第六次看護職員受給見通しに関する検討会」で配布された資料。この日は、平成18年~22年まで5年間の看護職員受給見通しなどをまとめた同検討会の報告書を公表した。看護職員の需要の見通しは、平成18年の約131万4000人から、平成22年には約140万6000人となる見込みで、平成18年よりも9万人あまりの増加が見込まれている(p5参照)。一方、供給の見通しとしては、平成18年の約127万2000人から・・・
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2005年12月12日(月)
医師の需給に関する検討会(第10回 12/12)《厚労省》
- 厚生労働省が12月12日に開催した「医師の需給に関する検討会」で配布された資料。この日は、医師の勤務の仕組みに関して3名の参考人から資料が提示された。清野佳紀氏(大阪厚生年金病院長)は、女性医師の支援対策について、「病院内に保育園を開設する際には、徹底的に補助すべきである」とし、勤務制度の面でも、時差出勤やフレックスタイム、ワークシェアの導入など提案している。その場合、常勤・非常勤に待遇の差をつけず、・・・
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2005年10月28日(金)
医師の需給に関する検討会(第9回 10/28)《厚労省》
- 厚生労働省が10月28日に開催した「医師の需給に関する検討会」で配布された資料。この日は、医師の需給に関連した最近の動向などについて議論が行われた。平成12年及び平成14年医師調査による年齢階級別医師数の変動が示されており、平成12年と平成14年を比較すると、35歳~39歳、40歳~44歳、45歳~49歳の年齢階級で診療所の従事者の増加が見られる。また、国立保健医療科学院の長谷川敏彦氏による「医師の需給と供給の課題」と題・・・
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2005年08月17日(水)
「社会保障に関する研究会」報告書(8/17)《財務省》
- 財務省の「社会保障に関する研究会」が8月17日に公表した報告書。報告書によると、公的年金の世代間の負担と給付の格差について、高齢世代の大幅な受取超過となったことが示された。1940年生まれの世代は11.3%の受取超過、2005年生まれの世代は9.4%の大幅な支払超過となり、両世代間の純需給率格差は20.7%となる。この実態を踏まえて、社会保障制度の改革の方向性と公的年金改革の視点が示されている。
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2005年08月11日(木)
「2004年 病院における看護職員需給状況調査」結果概要(速報)(8/11)《日本看護協会》
- 8月11日に日本看護協会が公表した「病院における看護職員需給状況調査」の2004年調査結果概要。調査結果によると、全体の離職率は11.6%だが、一般病棟入院基本料Ⅰ群1を算定し、かつ平均在院日数が14.0日以下の病院では、13.9%と平均より高くなっている。また、都道府県別の離職率については、東京都、大阪府、神奈川県が高くなっている。その他、新卒看護職員への教育担当者配置状況とリスクマネジャーの配置状況が報告されて・・・
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2005年08月11日(木)
地域医療に関する関係省庁連絡会議(第9回 8/11)(2)《厚労省》
- 厚生労働省、総務省、文部科学省が共同で開催している「地域医療に関する関係省庁連絡会議」で配布された参考資料。参考資料として、社会保障審議会医療部会の「医療提供体制に関する意見中間まとめ」や、医師の需給に関する検討会中間報告書、へき地保健医療対策検討会報告書などが掲載されている。また、医療計画制度改革や医療法人制度改革について関連資料も示されている。(資料が多量なため2本に分けて掲載しています)
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2005年07月28日(木)
社会保障審議会 医療部会(第15回 7/28)(2)《厚労省》
- 厚生労働省が7月28日に開催した社会保障審議会医療部会で配布された資料の後半部分。参考資料として、「関係する検討会における報告書」と「中医協の在り方に関する有識者会議の報告書」が示されている。関係する検討会としては、(1)へき地保健医療対策検討会(2)医療計画の見直し等に関する検討会(3)医業経営の非営利性等に関する検討会(4)医師の需給に関する検討会―の報告書や関連資料が提示されている。(資料が多量なた・・・
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2005年07月27日(水)
医師の需給に関する検討会中間報告書(7/27)《厚労省》
- 7月27日に厚生労働省が公表した「医師の需給に関する検討会」の中間報告書。同報告書は、医師の偏在による特定の地域や診療科における医師不足など、できるだけ早期に手当てすべき課題に対して、その施策をまとめたもの。当面の対応策として、(1)医師のキャリア形成における地方勤務の評価(2)医学部定員の地域枠の拡大(3)診療報酬での適切な評価による不足している診療科への誘導―などがあげられている。
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2005年07月20日(水)
医師の需給に関する検討会(第8回 7/20)《厚労省》
- 厚生労働省が7月20日に開催した「医師の需給に関する検討会」で配布された資料で、同検討会の中間報告書案。同報告書では、当面の医師確保対策として、公益性の高い病院等において、人事・給与面等で地方勤務を積極的に評価することにより、地方勤務への動機付けを図るとしている。また、自衛隊病院、自衛隊医官との連携として、自衛隊医官の専門的研修が可能な地域の医療機関への派遣も盛り込まれた。その他、医師の需給に関する・・・
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2005年06月30日(木)
医師の需給に関する検討会(第7回 6/30)《厚労省》
- 厚生労働省が6月30日に開催した「医師の需給に関する検討会」で配布された資料で、同検討会の中間報告書案。報告書の副題には「特定の地域及び診療科における医師確保対策のための緊急提言」と記されている。同報告書では、病院における医師の不足感、地域や診療科における医師の偏在など、医師の需給に関して早急に対応策を講じる必要があるとし、当面の医師確保対策を列挙している。また、参考資料として、地域における医師確保・・・
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2005年06月13日(月)
医師の需給に関する検討会(第6回 6/13)《厚労省》
- 厚生労働省が6月13日に開催した「医師の需給に関する検討会」で公表された中間報告書案。副題は「医師の不足感解消のための緊急提言」。同報告書では、医師の地域偏在と診療科偏在は、医師の不足という深刻な問題になっているとし、当面の医師確保対策を列記している。医師の地域偏在の解消については、地方勤務への動機付けや、医師の分布への関与などをあげている。また、診療科偏在の解消については、診療報酬での適切な評価な・・・
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