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【資料5】高齢者虐待の防止/介護現場における安全性の確保、リスクマネジメント (41 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35162.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第224回 9/15)《厚生労働省》
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高齢者虐待防止の推進に関連する各種意見
介護保険制度の見直しに関する意見(令和4年12月20日社会保障審議会介護保険部会)

抜粋

(高齢者虐待防止の推進)
○ 高齢者の住まいの形態が多様化している状況を踏まえ、サービス付き高齢者向け住宅や有料老人ホーム等、高齢者
が利用する施設等に対して、指針の整備など虐待防止措置を適切に講じてもらうための方策を講じることを含め、虐
待防止対策を推進していくことが適当である。
○ 高齢者虐待の件数が高止まりしていること等を踏まえ、都道府県・市町村における、相談支援や調査研究等に係る
体制整備を促すことを含め、地域における高齢者虐待に係る対応力の一層の強化のための方策を講じることが適当で
ある。また、国においても、虐待における重要なリスクの一つと言われている認知症との関係も含め、虐待防止を推
進するための一層の調査研究を推進することが適当である。
○ 適切な手続を経ていない身体的虐待に当たる身体拘束が依然として発生している状況を踏まえ、在宅サービスにお
ける身体拘束の適正化を図るための介護報酬上の取扱いや身体拘束を要しない介護技術の普及を含め、正当な理由が
ない身体拘束の防止のための方策を検討することが適当である。また、養護、被養護の関係にない者からの虐待事案
が発生していることを踏まえ、「養護者」に該当しない者からの虐待防止のための方策を講じることが適当である。


また、介護サービス事業所・施設の職員や家族などに対する介護の心理的負担の軽減は、高齢者虐待防止の観点か
らも有益であり、推進していくことが重要である。

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