ロールプレイの手引き
面接指導実施医師役の手引き
• 面接指導対象医師役とシナリオ、長時間労働の背景や、
これまでのエピソードを共有する。
• 実際の面接指導場面をイメージしながら演じる。
① 時間外労働時間が100時間を超える過重労働を許容できる
心身状態であるかの判断を行う。
② 長時間労働面接振り返りシートを活用する等して、
一般的な健康管理、睡眠、ストレス、休息について、
医師として最低限の保健指導や助言を行う。
• 事前資料（問診票）を参考に、押さえるべき情報を確認する。
• ロールプレイが終了したら、完全に役からおりる。

面接指導対象医師役の手引き
• あらかじめ指定されたシナリオの役※を演じる。
• 面接指導対象医師役の背景を確認する。
• 事前に十分な役作りを行う。
（例：心配や不安、家族と何を話し合ったか想像する等）
• 面接指導実施医師役とシナリオ、長時間労働の背景や
これまでのエピソードを共有する。
• 表情は重要だが、感情的で、激しい反応をするような、
あからさまに対応の難しい面接指導対象医師を演じない。
• 今後の働き方に関する相談・質問をする。
• ロールプレイが終了したら、完全に役からおりる。
※当日の受講状況により、急遽、役（シナリオ番号）の変更をお願いすることがあります。

観察者の手引き

7

・面接技術の観察を行う。
・タイムキーパーを行う。
・面接技術の観察を行う場合は、必要に応じ「観察者メモ（P26）」
を活用する。