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診-2○入院・外来医療等の調査・評価分科会からの報告について (31 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000186974_00030.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬基本問題小委員会(第218回 10/27)《厚生労働省》
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生活習慣病管理料を算定した患者がいる施設においては、多くの施設で、糖尿病を主
病とする患者に定期的な眼科受診を勧めていた。また、糖尿病患者に対する医科歯科
連携の有効性が示されている。
高血圧、脂質異常症、糖尿病患者の外来診療においては、外来管理加算および特定疾
患療養管理料が算定される割合が多い。
生活習慣病の管理について看護師による療養指導、多職種連携を評価する仕組みを検討す
べきとの指摘があった。
生活習慣病管理料の療養計画書について見直しが必要との指摘があった。
データ提出について、最終的に過不足がなく、現場の負担にも配慮した情報管理とし
てほしい、との指摘があった。
8-3.外来機能の分化の推進 (別添資料④ P65~P82)
令和4年度診療報酬改定においては、紹介状なしで受診した患者等から定額負担を徴
収する責務がある医療機関の対象範囲に紹介受診重点医療機関(一般病床 200 床以上
に限る)を追加し、医療機関における定額負担の対象患者について、その診療に係る
保険給付範囲及び定額負担の額等を見直した。
初診料及び外来診療料における紹介・逆紹介割合に基づく減算規定について、いずれ
の病院区分でも、90%を超える医療機関が基準を超えていた。
紹介無しで外来受診した患者の割合を病床規模別に見たところ、全体的に減少傾向に
あり、病床数が多い病院において減少傾向が顕著であった。患者数の推移についても
同様の結果であった。
外来機能の分化・連携をさらに進める必要があるとの指摘があった。
紹介状なしで受診する場合等の定額負担の導入状況については、令和4年5月1日の
状況と、令和5年5月1日の状況をみると、導入状況に変化は見られず、また、200
床以上の紹介受診重点医療機関に新たに定額負担が義務化される予定であったが、紹
介受診重点医療機関の公表時期が令和5年6月以降に変更されたことから、調査時点
では増加が見られなかった。
初診における紹介状なしで受診する場合等の定額負担の設定金額の状況については、
令和4年 10 月より義務化対象施設(200 床以上の特定機能病院及び地域医療支援病
院)の定額負担(告示に定める額)が約 2,000 円増額になり、当該病院の平均値等も
2,000 円程度の上昇となっていた。
再診における紹介状なしで受診する場合等の定額負担の設定金額の状況については、
令和4年 10 月より義務化対象施設の定額負担(告示に定める額)が約 500 円(歯科は
400 円)増額になり、当該病院の平均値等は 600 円程度の上昇となっていた。
初診時に紹介状なしで受診した患者と定額負担を徴収した患者の割合については、令
和4年5月と令和5年5月の状況を見ると、初診時に紹介状なしで受診した患者の割
合は義務化対象施設で 4.3%減少していた。
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