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診-2○入院・外来医療等の調査・評価分科会からの報告について (48 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000186974_00030.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬基本問題小委員会(第218回 10/27)《厚生労働省》
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入院医療における「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイド
ライン」等の内容を踏まえた適切な意思決定支援に関する指針について、急性期一般病
棟入院料1の届出をしている医療機関では 77.0%の割合で作成している一方、地域一
般病棟入院料を有する医療機関では、地域一般病棟入院料1~2で 57.8%、地域一般病
棟入院料3で 42.0%と指針を作成している割合がその他の医療機関と比較して少なか
った。
地域包括ケア病棟、緩和ケア病棟等を有する医療機関は当該指針の活用状況の把握や指
針の見直しを行っている割合が他の医療機関と比べて高かった。
また、外来医療における「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関する
ガイドライン」等の内容を踏まえた適切な意思決定支援に関する指針について、地域包
括診療料の届出の医療機関において、指針を作成している割合、当該指針について活用
状況の把握や指針の見直しを行っている割合が高かった。
入院医療における人生の最終段階における医療・ケアに関する意思決定支援については、
指針の作成の有無は入院患者の状況にもよるとは思うが、医療の質の改善を目指す観点
からも、指針の作成や有効利用を推進していくべきではないかとの指摘があった。
外来医療における人生の最終段階における医療・ケアに関する意思決定支援については、
高齢者が増加し、意思決定支援の必要性が高まっているなか、入院医療と比較し外来医
療における取組に差があることや今後は認知症患者が増加することも踏まえ、かかりつ
け医による取組の強化が必要ではないかとの指摘があった。

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