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○医薬品の新規薬価収載について 総-5-1 (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00223.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第564回 11/15)《厚生労働省》
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表 4 いずれかの群で 5%以上に認められた有害事象(安全性解析対象集団)
プラセボ群
(240 例)
8.3(20)
0(0)
4.2(10)
6.7(16)
8.8(21)

MedDRA PT
上咽頭炎
注射部位反応
背部痛
上気道感染
インフルエンザ
発現割合%(発現例数)

本剤群
(241 例)
11.6(28)
9.1(22)
7.1(17)
6.6(16)
5.4(13)

副作用の発現割合は、プラセボ群 4.2%(10/240 例)、本剤群 24.1%(58/241 例)であ
った。いずれかの群で 3%以上に認められた副作用は、注射部位反応(プラセボ群 0%
(0/240 例)、本剤群 9.1%(22/241 例))、注射部位紅斑(プラセボ群 0%(0/240 例)、
本剤群 3.7%(9/241 例))であった。
(3)高コレステロール血症(HeFH を含む)患者を対象とした海外第Ⅲ相試験(ORION10 試験)
【試験の概要】
ASCVD の既往を有する LDL-C 高値の患者を対象に、本剤の LDL-C 低下作用を検証
するための無作為化二重盲検並行群間比較試験が海外 146 施設で実施された。
540 日間の試験期間に、プラセボ又は本剤 300 mg を、3 カ月おきに 2 回皮下投与した
後、6 カ月おきに 2 回皮下投与した。
対象となる患者は、スクリーニング時に以下の基準を満たすこととされた。
<主な選択基準>
18 歳以上
ASCVD(冠動脈性心疾患、脳血管障害又は末梢動脈疾患)の既往を有する
LDL-C が 70 mg/dL 以上
空腹時トリグリセリドが 400 mg/dL 未満
腎透析又は腎移植を実施しておらず、今後も実施予定がない
スタチン投与中の場合は、スタチンを最大耐用量(注 1)で投与しており、スタチン投
与中でない場合は、2 種類以上のスタチンのあらゆる用量に対して不耐である
脂質低下剤投与中の場合は、その用量がスクリーニングの 30 日以上前から一定で
あり、試験期間中は薬剤の種類及び用量に変更予定がない
【結果】
(有効性)
主要評価項目である、投与 510 日目の LDL-C のベースラインからの変化率及び投与
90 日後から 540 日目までの LDL-C のベースラインからの期間平均変化率は、表 5 のと

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