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○医薬品の新規薬価収載について 総-5-1 (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00223.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第564回 11/15)《厚生労働省》
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おりであった。本剤 300 mg はプラセボと比較して有意に LDL-C 値を低下させることが
示された。
表 5 LDL-C のベースラインからの変化率(ITT)
プラセボ群
本剤群
ベースライン値(mg/dL)
例数
780
781
平均値±標準偏差
104.8±37.03
104.5±39.57
510 日目の測定値(mg/dL)
例数
666
691
平均値±標準偏差
102.3±43.00
45.7±32.90
510 日目の変化率(%)a
例数
780
781
最小二乗平均値[95%CI]
0.96[-1.48, 3.40]
-51.28[-53.76, -48.81]
プラセボ群との変化率の差
最小二乗平均値[95%CI]

-52.24[-55.65, -48.83]
p値c
p<0.0001
90 日後から 540 日目までの期間平均変化率(%)b
例数
780
781
最小二乗平均値[95%CI]
2.51[0.77, 4.25]
-51.27[-53.00, -49.54]
プラセボ群との変化率の差
最小二乗平均値[95%CI]

-53.78[-56.23, -51.33]
p値c
p<0.0001
-:該当なし
a:LDL-C の欠測値は、multiple imputation washout model(表 3 脚注参照)に基づく多重代入法により補完し
た。補完した 100 個のデータセットに対して、投与群を固定効果、ベースラインの LDL-C を共変量とした
ANCOVA を適用し、得られた結果を Rubin の方法により併合した。
b:LDL-C の欠測値は、control-based pattern mixture model(表 3 脚注参照)に基づく多重代入法により補完し
た。補完した 100 個のデータセットに対して、投与群、評価時点、投与群と評価時点の交互作用を固定効
果、ベースラインの LDL-C を共変量とした MMRM(共分散構造は無構造)を適用し、得られた結果を Rubin
の方法により併合した。
c:固定順序法により検定の多重性を調整(投与 510 日目の LDL-C のベースラインからの変化率、投与 90 日
後から 540 日目までの LDL-C のベースラインからの期間平均変化率の順)、有意水準 5%(両側)

(安全性)
有害事象の発現割合は、プラセボ群 74.8%(582/778 例)、本剤群 73.5%(574/781 例)
であった。いずれかの群で 5%以上に認められた有害事象は表 6 のとおりであった。
表 6 いずれかの群で 5%以上に認められた有害事象(安全性解析対象集団)
プラセボ群
(778 例)
13.9(108)
5.4(42)
5.0(39)
3.9(30)
4.2(33)

MedDRA PT
糖尿病
高血圧
背部痛
気管支炎
呼吸困難
発現割合%(発現例数)

10

本剤群
(781 例)
15.4(120)
5.4(42)
5.0(39)
5.9(46)
5.0(39)