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○医薬品の新規薬価収載について 総-5-1 (21 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00223.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第564回 11/15)《厚生労働省》 |
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6.投与に際して留意すべき事項
① 患者選択について
本剤の作用機序から、臨床的に HoFH と診断された患者であっても LDLR の発現が
認められる患者では、本剤の有効性が期待できると考えられるが、一部の HoFH 患
者(例えば機能完全欠損型 LDLR)では、本剤の有効性は期待できない。
HoFH 患者への投与に際しては、「3. 臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効
性について十分に理解した上で、本剤による治療の適否を慎重に判断すること。
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者に対しては本剤の投与が禁忌である
ため、投与しないこと。
動脈硬化性疾患発症のハイリスク患者の同定の詳細と対策は、関連学会の最新版の
ガイドラインを参照すること。
② 投与方法について
スタチンの投与が適さない場合を除き、スタチンを併用すること。
初回投与後の血中脂質値や患者の状態等を考慮の上、本剤の投与継続の可否を検討
すること。
JAS ガイドライン 2022 年版等を踏まえた適切な間隔で血中脂質値を定期的に検査
すること。なお、JAS ガイドライン 2022 年版では、投与開始後、半年間は 2~3 回
程度、以降 3~6 カ月に 1 回程度、定期的に検査を行うことが望ましいとされてい
る。本剤の LDL-C の低下作用が認められない患者では、漫然と投与せずに本剤の
投与を中止すること。
添付文書に加え、製造販売業者が提供する資料等に基づき本剤の特性及び適正使用
のために必要な情報を十分に理解してから使用すること。
本剤の RMP を熟読し、安全性検討事項を確認すること。
本剤の投与により LDL-C が大幅に低下する可能性がある。LDL-C の極端な低値が
長期間持続することが、重篤な心機能低下を有する患者に対する使用等、臨床的に
どの様な影響を与えるかは明確ではないため、注意して観察すること。
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① 患者選択について
本剤の作用機序から、臨床的に HoFH と診断された患者であっても LDLR の発現が
認められる患者では、本剤の有効性が期待できると考えられるが、一部の HoFH 患
者(例えば機能完全欠損型 LDLR)では、本剤の有効性は期待できない。
HoFH 患者への投与に際しては、「3. 臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効
性について十分に理解した上で、本剤による治療の適否を慎重に判断すること。
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者に対しては本剤の投与が禁忌である
ため、投与しないこと。
動脈硬化性疾患発症のハイリスク患者の同定の詳細と対策は、関連学会の最新版の
ガイドラインを参照すること。
② 投与方法について
スタチンの投与が適さない場合を除き、スタチンを併用すること。
初回投与後の血中脂質値や患者の状態等を考慮の上、本剤の投与継続の可否を検討
すること。
JAS ガイドライン 2022 年版等を踏まえた適切な間隔で血中脂質値を定期的に検査
すること。なお、JAS ガイドライン 2022 年版では、投与開始後、半年間は 2~3 回
程度、以降 3~6 カ月に 1 回程度、定期的に検査を行うことが望ましいとされてい
る。本剤の LDL-C の低下作用が認められない患者では、漫然と投与せずに本剤の
投与を中止すること。
添付文書に加え、製造販売業者が提供する資料等に基づき本剤の特性及び適正使用
のために必要な情報を十分に理解してから使用すること。
本剤の RMP を熟読し、安全性検討事項を確認すること。
本剤の投与により LDL-C が大幅に低下する可能性がある。LDL-C の極端な低値が
長期間持続することが、重篤な心機能低下を有する患者に対する使用等、臨床的に
どの様な影響を与えるかは明確ではないため、注意して観察すること。
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