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○医薬品の新規薬価収載について 総-5-1 (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00223.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第564回 11/15)《厚生労働省》
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副作用の発現割合は、プラセボ群 10.2%(82/804 例)、本剤群 15.2%(123/811 例)で
あった。いずれかの群で 2%以上に認められた副作用は、注射部位反応(プラセボ群 0%
(0/804 例)、本剤群 2.2%(18/811 例))であった。
(5)家族性高コレステロール血症ホモ接合体(HoFH)患者を対象とした海外第Ⅲ相試
験(ORION-5 試験)
【試験の概要】
HoFH 患者を対象に、本剤の LDL-C 低下作用を検証するための無作為化並行群間比
較試験が海外 13 施設で実施された。
180 日間の二重盲検期間に、プラセボ又は本剤 300 mg を、投与 1 及び 90 日目に皮下
投与した。その後、540 日間の非盲検期間に、本剤 300 mg を、プラセボ群(プラセボ/
本剤群)では投与 180、270、450 及び 630 日目に、本剤群(本剤/本剤群)では投与 270、
450 及び 630 日目に投与した。
対象となる患者は、スクリーニング時に以下の基準を満たすこととされた。
<主な選択基準>
18 歳以上
HoFH と遺伝子診断、若しくは未治療時の LDL-C が 500 mg/dL を超え、かつ 10 歳
未満時の黄色腫の発症又は両親が HeFH である
低脂肪食を安定して摂取している
空腹時 LDL-C が 130 mg/dL 以上
トリグリセリドが 400 mg/dL 未満
腎透析又は腎移植を実施しておらず、今後も実施予定がない
スタチン投与中の場合は、スタチンを最大耐用量(注 1)で投与しており、スタチン投
与中でない場合は、2 種類以上のスタチンのあらゆる用量に対して不耐である
脂質低下剤投与中の場合は、その用量がスクリーニングの 30 日以上前から一定で
あり、試験期間中は薬剤の種類及び用量に変更予定がない
【結果】
(有効性)
主要評価項目である、投与 150 日目の LDL-C のベースラインからの変化率は、表 9
のとおりであった。本剤 300 mg はプラセボと比較して有意に LDL-C 値を低下させるこ
とが示されなかった。

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