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○最適使用推進ガイドラインについて(報告) 総ー6参考3 (26 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00231.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第572回 12/13)《厚生労働省》 |
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CRS Grade 注
トシリズマブ
副腎皮質ステロイド
圧、又は Grade 2 の臓器 上記の治療で 24 時間以内に CRS の改善が認められない場合、又は急速に悪化する場合:
毒性。
トシリズマブを再度投与し、デキサメタゾンの用量及び投与頻度を漸増する(20 mg を 6
~12 時間ごとに静脈内投与)。
以上の治療で 24 時間以内に CRS の改善が認められない場合、又は急速な悪化が継続する
場合:
メチルプレドニゾロン(2 mg/kg 投与後、2 mg/kg を 1 日 4 回に分割投与)に切り替える。
副腎皮質ステロイドの投与を開始した場合は、少なくとも 3 回は投与を継続し、最大 7 日
間かけて漸減すること。
なお、トシリズマブの投与回数上限は、24 時間で 3 回、合計 4 回までとする。
Grade 3
トシリズマブ 8 mg/kg の静脈内投与を行う(1 時間かけ デキサメタゾンを投与する
症状が高度な介入を必 て投与、800 mg を超えないこと)。
(例:10 mg を 12 時間ごとに静
要とし、介入に反応す
脈内投与)。
る。
上記の治療で 24 時間以内に CRS の改善が認められない場合、又は急速に悪化する場合:
FiO2 0.4 以上の酸素投与 トシリズマブを再度投与し、デキサメタゾンの用量及び投与頻度を漸増する(20 mg を 6
を必要とする、高用量 ~12 時間ごとに静脈内投与)。
もしくは複数の昇圧薬
を必要とする低血圧、 以上の治療で 24 時間以内に CRS の改善が認められない場合、又は急速な悪化が継続する
Grade 3 の臓器毒性、又 場合:
は Grade 4 のトランスア メチルプレドニゾロン(2 mg/kg 投与後、2 mg/kg を 1 日 4 回に分割投与)に切り替える。
ミナーゼ上昇。
副腎皮質ステロイドの投与を開始した場合は、少なくとも 3 回は投与を継続し、最大 7 日
間かけて漸減すること。
なお、トシリズマブの投与回数上限は、24 時間で 3 回、合計 4 回までとする。
Grade 4
トシリズマブ 8 mg/kg の静脈内投与を行う(1 時間かけ デキサメタゾン 20 mg を 6 時間
生命を脅かす症状
て投与、800 mg を超えないこと)。
ごとに静脈内投与する。
人工呼吸器サポートが 上記の治療で 24 時間以内に CRS の改善が認められない場合、又は急速に悪化する場合:
必要、又は Grade 4 の臓 トシリズマブを再度投与する。トシリズマブの投与回数上限は、24 時間で 3 回、合計 4 回
器毒性(トランスアミ までとする。
ナーゼ上昇を除く)
以上の治療で 24 時間以内に CRS の改善が認められない場合:
メチルプレドニゾロン(1~2 g、必要に応じて 24 時間ごとに反復投与、臨床的に必要な場
合は漸減)又は抗 T 細胞療法(シクロホスファミド 1.5 g/m2 等)を考慮する。
注:Lee らの CRS Grade 判定基準(Lee ら、2014 年)
* トシリズマブの投与にあたっては、トシリズマブの最新の添付文書、適正使用ガイド等を熟読すること。
•
神経系事象があらわれることがあるので、本品の投与にあたっては、錯乱状態、脳症、
失語症、幻覚、精神状態変化、譫妄、嗜眠、振戦、傾眠、意識レベルの低下、注意力障
害、書字障害、記憶障害等の臨床症状について、観察を十分に行うこと。異常が認めら
れた場合には、製造販売業者が提供する最新の神経系事象管理アルゴリズム及び神経系
事象に対する最新の情報に従い、適切な処置を行うこと。MM-001 試験及び MM-003 試
験を踏まえた神経系事象管理アルゴリズムは表 16 のとおりである。なお、MM-001 試験、
CRB-401 試験及び MM-003 試験において、本品の投与開始から神経系事象の初回発現ま
での期間の中央値(範囲)は、それぞれ 6.0 日(1~720 日)、6.0 日(1~451 日)及び
5.0 日(1~394 日)であった。
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トシリズマブ
副腎皮質ステロイド
圧、又は Grade 2 の臓器 上記の治療で 24 時間以内に CRS の改善が認められない場合、又は急速に悪化する場合:
毒性。
トシリズマブを再度投与し、デキサメタゾンの用量及び投与頻度を漸増する(20 mg を 6
~12 時間ごとに静脈内投与)。
以上の治療で 24 時間以内に CRS の改善が認められない場合、又は急速な悪化が継続する
場合:
メチルプレドニゾロン(2 mg/kg 投与後、2 mg/kg を 1 日 4 回に分割投与)に切り替える。
副腎皮質ステロイドの投与を開始した場合は、少なくとも 3 回は投与を継続し、最大 7 日
間かけて漸減すること。
なお、トシリズマブの投与回数上限は、24 時間で 3 回、合計 4 回までとする。
Grade 3
トシリズマブ 8 mg/kg の静脈内投与を行う(1 時間かけ デキサメタゾンを投与する
症状が高度な介入を必 て投与、800 mg を超えないこと)。
(例:10 mg を 12 時間ごとに静
要とし、介入に反応す
脈内投与)。
る。
上記の治療で 24 時間以内に CRS の改善が認められない場合、又は急速に悪化する場合:
FiO2 0.4 以上の酸素投与 トシリズマブを再度投与し、デキサメタゾンの用量及び投与頻度を漸増する(20 mg を 6
を必要とする、高用量 ~12 時間ごとに静脈内投与)。
もしくは複数の昇圧薬
を必要とする低血圧、 以上の治療で 24 時間以内に CRS の改善が認められない場合、又は急速な悪化が継続する
Grade 3 の臓器毒性、又 場合:
は Grade 4 のトランスア メチルプレドニゾロン(2 mg/kg 投与後、2 mg/kg を 1 日 4 回に分割投与)に切り替える。
ミナーゼ上昇。
副腎皮質ステロイドの投与を開始した場合は、少なくとも 3 回は投与を継続し、最大 7 日
間かけて漸減すること。
なお、トシリズマブの投与回数上限は、24 時間で 3 回、合計 4 回までとする。
Grade 4
トシリズマブ 8 mg/kg の静脈内投与を行う(1 時間かけ デキサメタゾン 20 mg を 6 時間
生命を脅かす症状
て投与、800 mg を超えないこと)。
ごとに静脈内投与する。
人工呼吸器サポートが 上記の治療で 24 時間以内に CRS の改善が認められない場合、又は急速に悪化する場合:
必要、又は Grade 4 の臓 トシリズマブを再度投与する。トシリズマブの投与回数上限は、24 時間で 3 回、合計 4 回
器毒性(トランスアミ までとする。
ナーゼ上昇を除く)
以上の治療で 24 時間以内に CRS の改善が認められない場合:
メチルプレドニゾロン(1~2 g、必要に応じて 24 時間ごとに反復投与、臨床的に必要な場
合は漸減)又は抗 T 細胞療法(シクロホスファミド 1.5 g/m2 等)を考慮する。
注:Lee らの CRS Grade 判定基準(Lee ら、2014 年)
* トシリズマブの投与にあたっては、トシリズマブの最新の添付文書、適正使用ガイド等を熟読すること。
•
神経系事象があらわれることがあるので、本品の投与にあたっては、錯乱状態、脳症、
失語症、幻覚、精神状態変化、譫妄、嗜眠、振戦、傾眠、意識レベルの低下、注意力障
害、書字障害、記憶障害等の臨床症状について、観察を十分に行うこと。異常が認めら
れた場合には、製造販売業者が提供する最新の神経系事象管理アルゴリズム及び神経系
事象に対する最新の情報に従い、適切な処置を行うこと。MM-001 試験及び MM-003 試
験を踏まえた神経系事象管理アルゴリズムは表 16 のとおりである。なお、MM-001 試験、
CRB-401 試験及び MM-003 試験において、本品の投与開始から神経系事象の初回発現ま
での期間の中央値(範囲)は、それぞれ 6.0 日(1~720 日)、6.0 日(1~451 日)及び
5.0 日(1~394 日)であった。
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