慢性期療養病棟入院患者の歯科治療の必要性
○ 医療療養病棟に入院する患者を対象とした調査において、摂食嚥下機能が改善した患者に対して実施
した内容としては「口腔清掃ケア」が最も多いということや、慢性期療養病棟に入院する患者の歯科治療の
ニーズとしても「口腔ケア」が最も多いということが報告されている。

■ 慢性期療養病棟に入院する患者の歯科治療のニーズ

■ 医療療養病棟に入院中の摂食嚥下機能が改善した患者に対して
実施した内容

7, 0%

86.40%

口腔清掃ケア

10,
1%

44.00%

摂食筋増強訓練
13.60%

義歯の調整

46, 3%

食形態の変更

83.20%

食事介助

嚥下体操

外科
顎関節
その他

38.40%

療養食

抜歯
嚥下リハ

43.20%

動作の指導訓練

診察処方
1111, 68%

69, 4%

37.60%

体幹上肢訓練

歯周処置

70, 4%

42.40%

環境調整

歯牙処置

212, 13%

義歯処置

20,
1%

80.00%

口腔ケア
DH歯石除去

78,
5%

75.20%

食事姿勢の調整

0,
0
%

12, 1%

※口腔ケアには歯科専門職による口腔衛生管理を含む。

48.00%

その他

2.40%

無回答

0.80%
0%

20%

40%

60%

80%

100%

⚫ 対象：多機関共同研究（10施設）を実施した病院の
入院患者1,458名の歯科的対応3,761件の内訳
⚫ 調査期間： 2022年1月～6月の間の1か月間
⚫ 方法：必要な歯科治療の内容を歯科医師が診査

※口腔ケアには歯科専門職による口腔衛生管理を含む。

出典：平成31年度 老人保健事業推進費等補助金老人保健健康増進等事業
「長期療養を目的とした施設におけるリハビリテーションの在り方等に関する調査研究事業」

出典：令和３年度日本歯科医学会プロジェクト研究 結果より
浜松市リハビリテーション病院大野友久先生提供資料

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