訪問回数上限を超えた在宅がん患者に対する薬剤管理の状況
○ 月内の訪問回数上限を超えた在宅がん患者（12例）のほぼ全ての薬剤師の訪問（173回/174回）は、医師の
指示に基づくものであり、注射剤の麻薬が処方されている場合が多く、同時に無菌調製も実施されていた。
○ 薬剤師の訪問に当たって、看護師との訪問時間を調整している場合が多く見られた。
■ 訪問回数の上限を超えて訪問薬剤管理を実施した12名の患者の内容分析
（訪問回数に占める割合）
訪問回数

医師の指示あり

処方箋発行あり

麻薬注射の処方あり

無菌調製あり

看護師との
訪問調整あり

患者No1

13

92%

92%

77%

77%

77%

患者No2

13

100%

92%

85%

85%

77%

患者No3

13

100%

100%

100%

100%

100%

患者No4

14

100%

100%

43%

43%

43%

患者No5

17

100%

100%

88%

88%

76%

患者No6

14

100%

100%

93%

86%

100%

患者No7

13

100%

100%

92%

92%

92%

患者No8

16

100%

100%

69%

69%

75%

患者No9

16

100%

100%

94%

94%

94%

患者No10

13

100%

100%

54%

54%

46%

患者No11

13

100%

100%

62%

62%

8%

患者No12

19

100%

95%

53%

53%

74%

出典：1) 終末期在宅における訪問薬剤師の業務量調査、一般社団法人全国薬剤師・在宅療養支援連絡会（J-HOP）、2023年をもとに保険局医療課作成
※在宅患者訪問薬剤管理指導又は居宅療養管理指導で居宅（施設・自宅）における看取りに関わった症例を年間12例以上有する薬局への調査

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