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農林水産関係予算 (34 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/policy/budget/budger_workflow/budget/fy2024/seifuan2024/index.html
出典情報 令和6年度予算政府案(12/22)《財務省》
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【令和6年度予算概算決定額 5,183(5,925)百万円】
(令和5年度補正予算額(漁業調査船「蒼鷹丸」の代船建造 )4,876百万円)





定額

⺠間団体等

(1~3の事業)

国⽴研究開発法⼈⽔産研究・教育機構 (4の事業)

委託、補助(定額、1/2)

<事業の流れ>

4.(国研)⽔産研究・教育機構の漁業調査船の代船建造
漁業調査船「蒼鷹丸」について、⾼まる資源調査のニーズへの対応と様々な海域や
気象・海象下における確実かつ効率的な調査の遂⾏のため、代船を建造します。

3.資源評価の精度向上、理解促進等
資源評価⼿法の⾼度化及び資源評価精度の向上等を図るため、⼆国間・多国
間の枠組みを活⽤した研究連携を推進し、調査・研究に取り組みます。また、資源
評価⼿法及び評価結果の理解促進のための情報提供等を⾏います。

スルメイカ、サンマ、サケ等の不漁を踏まえ、調査船や観測ブイ、⽔中グライダー等を
利⽤し、分布域の変化、産卵場や稚⿂の発⽣、餌料環境並びに⽔温及び海流等
の情報を収集し、海洋環境と資源変動及び漁場形成との関係解明に取り組みます。

2.海洋環境要因の把握(不漁要因の解明等)

〇資源量指数等の分析
〇資源⽔準・資源動向の判断

資源⽔準・資源動向による
資源評価

〇調査船調査の結果も含
めた資源⽔準・資源動向
の解析

国際資源の
資源評価

〇資源評価結果の活⽤
・資源量、漁獲の強さといったMSYベースの資源評価を提供
・⽣態や資源⽔準の情報を地域に提供し、⾃主的な取組である資源管理協定等に活⽤
・我が国の漁業に関係する公海域などの国際資源管理の強化

〇MSY⽔準に基づく資源状態の判断
〇⽣物学的許容漁獲量(ABC)の算
定等

MSYベースによる資源評価

蒼鷹丸の代船を建造

〇漁業調査船「蒼鷹丸」の代船建造
・⾼まる資源調査のニーズへの対応
・様々な海域や気象・海象下における
確実かつ効率的な調査の遂⾏
・建造後約29年経過し、安全な運⾏
と調査の実施に⽀障

⽔産研究・教育機構、都道府県、⼤学等が共同で実施

1.データの収集及び資源調査
資源評価対象⿂種の資源評価精度を向上させるため、都道府県⽔産試験研究
機関及び⼤学等とも連携・協⼒し、調査船、漁船活⽤型調査、画像処理技術も活
⽤した市場調査等を⾏い、資源⽔準及び資源動向の判断並びに最⼤持続⽣産量
(MSY)等の把握に必要となる⽣物学的情報、主要産卵域の再⽣産情報、年齢
別の漁獲情報等を収集し、資源評価等を実施します。
〇データの収集・資源調査
・国、都道府県が連携して調査船調査や
漁獲報告により情報を収集
・漁船活⽤型調査や市場調査等を充実
させ、漁業者等からの情報を収集
・NPFC等、我が国の漁業に強く関係する
国際資源管理⿂種の資源や⽣態の情報
を収集
・漁業資源に変動を及ぼす環境要因の調査


<事業イメージ>

<事業の内容>

<政策⽬標>
資源評価の精度向上(MSYベースの資源評価対象系群数)(38系群[令和6年度] → 43系群[令和10年度まで])等

<対策のポイント>
海洋環境の変化を踏まえた⾼度な資源評価を推進するため、新たな技術を活⽤した調査船調査、漁船活⽤型調査、市場調査等を実施し、資源調査・
評価の体制を強化することにより、最⼤持続⽣産量(MSY)を達成できる資源⽔準の算定、資源⽔準及び資源動向の判断、不漁を含む資源変動に対す
る海洋環境要因等の把握を推進します。

⽔産資源調査・評価推進事業等