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資料1_かかりつけ医機能が発揮される制度の施行に向けた各論の検討について (55 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40372.html
出典情報 かかりつけ医機能が発揮される制度の施行に関する分科会(第5回 5/24)《厚生労働省》
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地域におけるかかりつけ医機能の実装に向けた連携体制の構築(案)
○ 24時間の在宅医療や夜間・休日対応等を行うため、患者と医師が1対1の関係性で診療にあたるのではなく、1人の患者に対し、複数の医師が
診療にあたる仕組み(グループ診療)を構築する有用性が指摘されている。複数の医師のいる診療所の医師同士が連携する場合、別の診療所・
病院にいる複数の医師同士が連携する場合の連携体制の構築について、どのように考えるか。

【対応案】

①複数医師のいる診療所の医師同士が連携するパターン
緊急時往診(輪番)
医師A

定期訪問診療
医師B

医師C

自院の複数の医
師が連携して対
支援・推進
応することを患
者に説明。

ア 複数医師の連携の仕組み
・24時間の在宅医療や夜間・休日対応等を行う観点から、
院内の複数医師の情報共有や患者への事前説明の推進
・在宅医療等、かかりつけ医機能を担うための実地研修を
受けようとする医師が、こうした研修を提供する診療
所に集まることで、複数医師の体制を確保。
イ 診療報酬の評価
・機能強化型在宅療養支援診療所(常勤医師3名以上配置)
の評価

緊急時往診(輪番)

②別の診療所・病院にいる複数の医師同士が連携するパターン
ウ 医療機関間の情報連携の仕組み
・医療DXの取組の推進
・輪番を組む際の情報連携のルール作り(情報提供フォー
マット作成など)

緊急時往診(輪番)

定期訪問診療

複数の医療機関
の医師で対応す 支援・推進
ることを患者に
説明。

エ 医療機関間の連携の仕組み
・地域の協議の場等における調整や協議(調整や協議の
コーディネーターの基金による支援)
・地域医療連携推進法人の仕組みの活用

緊急時往診(輪番)

オ 診療報酬の評価
・機能強化型在支診・在支病(連携型)の評価
緊急時入院の受入れ
(後方支援病床)

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