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【資料2】新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の罹患後症状について (12 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41827.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 感染症部会(第88回 8/8)《厚生労働省》 |
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経済状況(世帯収入)への影響
➢ 新型コロナウイルスへの感染の有無や、罹患後症状の有無等によって、世帯収入の変化に差はなかった。
方法
2021年と比較した2022年の世帯収入について、「増加した」「変わらない」「減少した」「答えたくない」
から回答を求めた。
世帯収入が「増加・不変」に対する「減少」の調整オッズ比*を算出。
結果
罹患後症状**
非感染者
感染者
八尾市
群間において有意な差は認めなかった。
札幌市
調整オッズ比
95%CI
調整オッズ比
95%CI
なし
Ref
-
Ref
-
あり
1.50
0.83-2.69
1.41
0.58-3.42
なし
1.07
0.86-1.35
1.24
0.85-1.81
持続なし
1.52
0.97-2.31
0.91
0.50-1.63
持続あり
1.03
0.55-1.94
1.43
0.55-3.73
*オッズ比は非感染者で症状がない者を基準とし、性、年齢、基礎疾患、
感染前の世帯年収、雇用形態、同居の有無で調整。
** 非感染者においては、 2ヵ月以上遷延した症状
(留意点)
・世帯収入については、就業状況以外に、社会的な要因(例えば、緊急事態宣言、国からの支援金、保険、等)の影響も大きく受けること
・本質問では支出の増減については尋ねていないこと
・「回答したくない」「無回答」が各群とも2~4割程度いるため解析結果に影響を及ぼしている可能性があること
等に関しては留意が必要である。
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➢ 新型コロナウイルスへの感染の有無や、罹患後症状の有無等によって、世帯収入の変化に差はなかった。
方法
2021年と比較した2022年の世帯収入について、「増加した」「変わらない」「減少した」「答えたくない」
から回答を求めた。
世帯収入が「増加・不変」に対する「減少」の調整オッズ比*を算出。
結果
罹患後症状**
非感染者
感染者
八尾市
群間において有意な差は認めなかった。
札幌市
調整オッズ比
95%CI
調整オッズ比
95%CI
なし
Ref
-
Ref
-
あり
1.50
0.83-2.69
1.41
0.58-3.42
なし
1.07
0.86-1.35
1.24
0.85-1.81
持続なし
1.52
0.97-2.31
0.91
0.50-1.63
持続あり
1.03
0.55-1.94
1.43
0.55-3.73
*オッズ比は非感染者で症状がない者を基準とし、性、年齢、基礎疾患、
感染前の世帯年収、雇用形態、同居の有無で調整。
** 非感染者においては、 2ヵ月以上遷延した症状
(留意点)
・世帯収入については、就業状況以外に、社会的な要因(例えば、緊急事態宣言、国からの支援金、保険、等)の影響も大きく受けること
・本質問では支出の増減については尋ねていないこと
・「回答したくない」「無回答」が各群とも2~4割程度いるため解析結果に影響を及ぼしている可能性があること
等に関しては留意が必要である。
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