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【資料2】新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の罹患後症状について (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41827.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会(第88回 8/8)《厚生労働省》
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「新型コロナウイルス感染症による他疾患を含めた医療・医学に与えた影響の
解明に向けた研究」:目的・対象・方法
研究目的


COVID-19の罹患後症状の長期的な影響(罹患1年半以降の罹患後症状の状況、就業や就学への影響、社会経済状況への影響、等)
や罹患後症状が持続するリスク因子について、非感染者との比較や症状の持続の有無別に比較し、実態を明らかにすること。



COVID-19罹患後にME/CFS(筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群)を発症する可能性を調べること。

対象
八尾市(調査時点で八尾市在住の者)

札幌市(調査時点で札幌市在住の者)

成人

小児

成人

小児

2022年度調査*1の回答者で、
2021年3月~2022年4月(第
4~6波)のCOVID-19感染者
と非感染者(19~70歳)

2022年度調査*2の回答者で
2021年3月~2022年4月(第4
~6波)のCOVID-19感染者と
非感染者(6~18歳)

2022年度調査*5の回答者で、
2020年1月~2022年9月(第
1~7波)のCOVID-19感染者
と非感染者(6~18歳)

アンケート送付:7,404人
有効回答者:4,333人
(有効回答率:58.5%)

アンケート送付:3,439人
有効回答者:2,089人
(有効回答率:60.7%)

2021年度調査*3の回答者で、2020年1月
~2022年2月(第1~6波)のCOVID-19感
染者と非感染者(20~64歳)
および2022年度調査*4の回答者で、2020
年1月~2022年9月(第1~7波)の
COVID-19感染者と非感染者のうち当時18
~19歳の者

アンケート送付:26,944人
有効回答者:7,811人
(有効回答率:29.0%)

アンケート送付:10,382人
有効回答者:2,731人
(有効回答率:26.3%)

方法






*1
*2
*3
*4
*5

2022年11月に実施した、八尾市在住の18歳~79歳の感染者および非感染者26,685人を対象とする調査。
2022年11月に実施した、八尾市在住の5歳~17歳の感染者および非感染者8,167人を対象とする調査。
2022年1月に実施した、札幌市在住の調査当時20歳~64歳の感染者および非感染者48,215人を対象とする調査。
2023年2月に実施した、札幌市在住の調査当時5歳~19歳の感染者および非感染者113,925人を対象とする調査。
2023年3月に実施した、札幌市在住の5歳~17歳の感染者および非感染者100,777人を対象とする調査。

自記式アンケート(オンライン)。6~18歳は保護者が回答。
本研究における罹患後症状の定義はWHOの定義に則り「感染者において、感染から3か月経過した時点で有し、少なくと
も2か月以上持続していた症状」とした。また、比較対照群である非感染者の遷延する症状(遷延症状)の定義は、回答時
点までの間で2か月以上続いた症状とした。
調査項目はISARIC*のfollow-up protocolの項目を参考。 * ISARIC:International Severe Acute Respiratory and emerging Infection Consortium
4
有効回答者のうち、感染から1年半以上経過した感染者と、非感染者を抽出した。