第５章

歯・口腔の健康に関する状況

１．歯・口腔の健康に関する状況
何でもかんで食べることができると回答した者の割合は、80.1％である。平成 21 年、25 年、
27 年、29 年、令和元年、４年の推移をみると、有意に増加している。
食事中の様子について、「半年前に比べて固いものが食べにくくなった」、「お茶や汁物等で
むせることがある」、「口の渇きが気になる」、「左右両方の奥歯でしっかりかみしめられない」
と回答した者の割合は、70 歳以上で最も高く、それぞれ 32.8％、25.6％、23.6％、45.7％であ
る。
「何でもかんで食べることができる」者の割合の年次比較（40 歳以上、男女計）

平成 21（2009）年

（平成 21（2009）年、25（2013）年、27（2015）年、29（2017）年、令和元（2019）年、４（2022）年）

平成 27（2015）年

図 32

平成 25（2013）年
平成 29（2017）年

（％）
100
80 73.5

76.4

75.2

77.6

75.0

80.1

89.5

93.8

91.7

94.0

92.0

93.7
78.2

84.9

83.3

86.7 85.6

令和元（2019）年

91.2
73.4

75.0

76.2
72.6

81.5

令和４（2022）年

71.5
59.2

60

62.9

61.4

64.3

63.2

67.8

40
20

総数

40-49歳

50-59歳

60-69歳

(1,852)

(1,744)

(1,923)

(1,813)

(1,941)

(1,860)

(930)

(1,169)

(1,330)

(1,539)

(1,533)

(1,608)

(885)

(893)

(986)

(1,105)

(1,057)

(1,355)

(843)

(896)

(1,124)

(1,210)

(1,106)

(1,272)

(4,510)

(4,702)

(5,363)

(5,667)

(5,637)

(6,095)

0

70歳以上

(参考) 「健康日本 21(第二次)」の目標
口腔機能の維持・向上(60 歳代における咀嚼良好者の割合の増加)
目標値： 80％

図 33 食事中の様子（20 歳以上、男女計・年齢階級別）
（％）
50

半年前に比べて固いものが食べにくくなった

30
20

お茶や汁物等でむせることがある
32.8

40
17.6

10

2.1

3.3

7.1

11.3

17.5

17.5
3.8

10.0

11.3

15.1

19.3

25.6

0
総数
（947）

20-29歳 30-39歳 40-49歳 50-59歳 60-69歳 70歳以上
（8）
（14）
（60）
（100）
（162）
（599）

（％）
50

20

20-29歳 30-39歳 40-49歳 50-59歳 60-69歳 70歳以上
（14）
（54）
（95）
（133）
（179）
（468）

32.8

左右両方の奥歯でしっかりかみしめられない
45.7
38.4
31.5

口の渇きが気になる

40
30

総数
（943）

17.7

23.6
12.3

13.1

13.6

15.3

17.1

12.9

14.8

20.1

10
0
総数
（956）

20-29歳 30-39歳 40-49歳 50-59歳 60-69歳 70歳以上
（46）
（71）
（114）
（135）
（159）
（431）

総数
20-29歳 30-39歳 40-49歳 50-59歳 60-69歳 70歳以上
（3,624） （325）
（460）
（671）
（604）
（572）
（992）

※図中の数値は、「半年前に比べて固いものが食べにくくなった」、「お茶や汁物等でむせることがある」、「口の渇きが気になる」
に「はい」と回答した者、「左右両方の奥歯でしっかりかみしめられる」に「いいえ」と回答した者の割合。

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