よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料3-2 障害福祉DB の利用に関するガイドラインに係る論点 (20 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43662.html
出典情報 社会保障審議会 匿名障害福祉及び障害児福祉情報等の提供に関する専門委員会(第1回  9/18)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

(論点5:提供データの形式)

特別抽出・集計表以外の提供データの形式を検討する上での観点
介護DB及びNDBにおける特別抽出・集計表以外の提供データの形式として、サンプリングデータセット作成の背景等
は、以下の通りである。

介護DB・NDBにおいて想定されているサンプリングデータセットの利用目的


データ構造の把握

➢ DB内のテーブル間の関連や項目間の対応状況の把握するために、「大規模データを用いた研究の経験がまだ十分
でなく、データの特徴や各項目の概要を把握したいと考えている利用者」を対象として想定。



データ概要の把握

➢ 特別抽出等を用いた研究計画を検討するにあたり、データ項目の値の分布や空欄率等を確認することを想定。



探索的研究の実施

➢ 特別抽出においては、「研究内容の限定性を求め」、探索的な研究は認めない。一方で、サンプリングデータ
セットでは、研究内容の限定は求めず、探索的な研究を認めている。
⚫ 介護DB及びNDBにおいてはオープンデータも作成されており、データの概要はオープンデータから把握すること
も可能。
⚫ サンプリングデータセットの利用には審査にて承諾されることが必要。一方で、NDBが作成するサンプルデータ
はHP上に掲載されており、利用申請・審査を不要としている。
⚫ サンプリングデータセットはデータ項目が限定されていることと、同一個人を時系列で追うことができないこと
から、実際に探索的研究に用いることは難しく、介護DBにおいては同データを用いた公表実績は限定的である。
⚫ 介護DB及びNDBは既存統計やオープンデータによって概要を把握することが可能である一方、障害福祉DBにつ
いては公開情報が多くなく、探索的研究のニーズは一定存在するものと思われる。
19