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参考資料7 全国B型肝炎訴訟原告団・弁護団と大臣の定期協議 (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44257.html
出典情報 肝炎対策推進協議会(第33回 10/11)《厚生労働省》
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○奥泉氏
ありがとうございました。
では、大臣、お願いいたします。

○厚生労働大臣
5人も御兄弟がいて、そして、お母様が去られるという、それだけでも大変つらいことであったろう
かと思いますが、それに加えて、こうしたキャリアとして、生死を分かつような大変な病状にも遭わ
れたこと、心からお見舞いを申し上げるとともに、そうした自らの大変な御苦労の経験というものを
踏まえて、この患者講 義 という場を通じて、未来の世代の人たちのために、そうした経験を生かし
てくださっていることに心から敬意を表したいと思います。
その上で、全体では、この10年間にわたって全国各地で772回の患者講 義が実施されたという
ことで、関わられた全ての原告団・弁護団の皆様に改めて、この場で敬意を表したいと思います。
患者講義につきましては、実際に見学をした事務 方から、患者や遺族の皆 様御自身の体 験を
生の声で語っていただくことで、集団予防接種による感染被害を含む、B型肝炎に関する正しい知
識の啓発のみならず、偏見であるとか、差別について改めて考える貴重な機会になったという報告
は、事務方のほうから受けております。
厚生労働省としても、この患者講義の取組を全国の中学校に案内するなど、これまでも皆様と
協力して取り組んでまいりました。
また、医療従事者への医療安全に関する教育や研修において、患者やその家族、医療事故被
害者の視点を盛り込むことを推奨しております。
昨年の協議の後、医療安全管理者などを対象とした、複数の研修におきまして、この患者講義
についての御紹介をさせていただいております。
さらに、肝炎医療に関わる医療従事者に患者の声を届ける取組として、この肝炎情報センター
が主催する肝疾患連携拠点病院などの連絡会議において、患者によるビデオレターといったもの
も放映していると伺っております。
今後も患者講義をさらに広めていくための取組について、皆様と協議を重ねながら、事務方によ
く検討させていきたいと思います。
なお、私自 身の患 者講 義 の見 学につきましては、公務 の都 合もありますが、この場 ですぐにお
答えすることは差し控えますけれども、こうした関係職員の見学については、確実に今後も継続を
させていただいて、そして、その報告はしっかりと受け止め、そして実際にさらなる充実した対応が
責任を持って、厚生労働省として対応できるように努めるようにしたいと思います。

○奥泉氏
ありがとうございました。
今のお答えに対して、よろしいですか。

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