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参考資料7 全国B型肝炎訴訟原告団・弁護団と大臣の定期協議 (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44257.html
出典情報 肝炎対策推進協議会(第33回 10/11)《厚生労働省》
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昨年の大臣協議において加藤大臣からは、「関係省庁とも相談しながら適切な対応を図ってい
くべく努力をしていきたい」との発言がされています。長く苦しんでいる方がいまだに救済されないこ
とは、余りに理不尽なことです。この3年間にも、多くの方が、お亡くなりになっています。
今日、この大臣協議の場には、法廷でも意見陳述を行い、長崎の除斥、減額をはじめ、全国か
ら、そして、オンラインでも多くの被害 者が参 加しています。一日も早く被 害 者が等しく救済 される
解決となりますように、大臣には最大限の御尽力をいただきたく、この場をお借りしてお願い申し上
げます。
本日は、3つの課題について協議をお願いします。
1つは、肝炎キャリアに対する受診・受療の勧奨、精密検査の実施の促進です。キャリアと分か
っている人が現実に定期検査を受け、その結果を正しく認識できるような施策を実施していただき
たいということです。
2つ目は、新型コロナウイルスワクチンの集団予防接種実施の実態調査と、今後の実施の際の
安全性を高めるための実効性のある取組が必要であるという点です。
3つ目は、患者講義の活動に対する、貴省、厚労省の積極的取組と患者 講義に対する大臣の
お考えをお聞かせいただきたいという点です。これらについて、充実した協議をお願いいたします。
最後に、昨年3月に全国 B型肝炎訴訟 原告団・弁 護団で『集団予防 接種によるB型肝炎感染
被害の真相』を発刊しました。ぜひ、武見大臣にもお読みいただきたく、今回贈呈させていただきま
す。
また、今日、3日前にテレビでも放映されました、被害者の声、DVDを併せてお持ちしていますの
で、併せて贈呈させていただきますので、どうぞよろしくお願いします。
これからも引き続き、皆様と一緒に、私たちも頑張ります。本日は、どうぞよろしくお願いいたしま
す。

(原告団代表より、書籍『集団予防接種によるB型肝炎感染被害の真相』を贈呈)

○B型肝炎訴訟対策室長
ありがとうございました。
続きまして、武見厚生労働大臣より御挨拶いただきます。

○厚生労働大臣
全国 B型肝 炎訴訟 原告 団・弁 護団の皆 様におかれましては、全国各 地から、今日 、こうしてお
集まりをいただきましたことに、心から御礼を申し上げたいと思います。
B型 肝炎 訴訟につきましては、平成23年の6月に裁判所の仲介 で原 告団 と弁護団 と国 との間
で、この和解のための基本合意書が締結されております。国は感染被害の拡大防止をしなかった
ことについて、その責任を認め、そして、感染被害者とその遺族の方々への謝罪をさせていただい
ております。ここに改めて、被害者とその遺族の方々が受けて来られた長年に及ぶ肉体的、精神

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