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資料2-4 重篤副作用疾患別対応マニュアル 血管炎による腎障害(ANCA関連含む)(案)[1.2MB] (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000209243_00011.html
出典情報 重篤副作用総合対策検討会(第16回 10/17)《厚生労働省》
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抑制薬、抗リウマチ薬、生物学的製剤(TNFα阻害薬)
、高尿酸血症治療薬、
高脂血症治療、駆虫薬、抗てんかん薬などが報告されている。一方、ANCA が
関連しない薬剤関連血管炎の原因薬としては解熱鎮痛薬、抗菌薬、メトトレ
キサートなどが報告されているが、ANCA 関連血管炎の原因薬にもなり得る
3),5),6)



薬剤関連血管炎の原因として報告されている代表的な薬剤
文献 5)6)より改変
医薬品名

ANCA
陽性

ヒドララジン,プロピルチオウラシル(PTU),チアマゾール,アロプリノール,
ミノサイクリン,D‐ペニシラミン,フェニトイン,スルファサラジン(もしくは
サラゾスルファピリジン),セフォタキシム,シプロフロキサシン,エタネルセプ
ト,インフリキシマブ,アダリムマブ,トリクロルメチアジド,ソホスブビル,
ニンテダニブ,ミラベグロン,ガレノキサシン, その他

ANCA
陰性

セファクロル,エリスロマイシン,アセチルサリチル酸,インドメタシン,GCSF/GM-CSF,メトトレキサート, フェニルプロパノールアミン,メタンフェタミ
ン,コカイン,エフェドリン,その他

(注:どちらの血管炎にも原因薬となり得る)

(5)医療関係者の対応のポイント
発熱、全身倦怠感、関節痛、筋痛などの全身症状のほかに、しこりを伴う
紫斑(palpable purpura)や網状皮斑、皮下結節などの皮膚症状、眼の充
血、血痰や喀血、末梢神経症状などの顕微鏡的多発血管炎と似た全身血管
炎症状を認める場合は本症が疑われる。診断に際しては早い段階から薬剤
服用歴を聴取し、早急に尿検査、血液検査を行う。本症が疑われる場合は
速やかに入院し腎臓内科や関連する内科とのチーム医療を行う。
[早期発見に必要な検査]
・検尿(尿蛋白、尿潜血、尿沈渣、赤血球形態)
・血液検査(血算、BUN、Cr、電解質、TP、Alb、CRP)
・ANCA 測定:myeloperoxidase(MPO) -ANCA、proteinase 3 (PR-3) –ANCA
・胸部レントゲン写真:肺胞出血や間質性肺炎合併の早期発見

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