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資料2-4 重篤副作用疾患別対応マニュアル 血管炎による腎障害(ANCA関連含む)(案)[1.2MB] (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000209243_00011.html
出典情報 重篤副作用総合対策検討会(第16回 10/17)《厚生労働省》
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2.早期発見と早期対応のポイント
医薬品の服用後、数か月から数年経ってから発症することが特徴
です。新たに「だるさ」

「発熱」、
「吐き気、嘔吐、食欲低下などの
消化器症状」、
「発疹」、
「体重減少」、
「むくみ」

「下肢のしびれや筋
肉痛・筋力低下」、
「眼や耳・鼻の異常」
「咳、血痰、喀血」などの症
状がみられた場合は、放置せずに医師や薬剤師に相談し、すみやか
に受診して下さい。また、初発症状としての自覚症状がほとんどな
く進行する場合もあるので、医薬品を常用している方は定期的な血
液検査、尿検査をお勧めします。
<血管炎を誘発する代表的な薬剤>
1.抗甲状腺薬(プロピルチオウラシル(PTU)、チアマゾール)
2.抗菌薬(ミノサイクリン、イソニアジド、セフォタキシム)
3.降圧薬(ヒドララジン、トリクロルメチアジド)
4.抗リウマチ薬(スルファサラジン:サラゾスルファピリジン、
D-ペニシラミン)
5.TNFα阻害薬(インフリキシマブ、エタネルセプト、アダリムマブ)
6.抗てんかん薬(フェニトイン)
7.その他;高尿酸血症治療薬(アロプリノール)、高脂血症治療薬(シン
バスタチン)、C 型肝炎治療薬(ソホスブビル)、チロシンキナーゼ阻害
薬(ニンテダニブ)
、過活動膀胱治療薬(ミラベグロン)

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