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資料1 今後の医師偏在対策と令和8年度医学部臨時定員に係る方針について (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44759.html
出典情報 医師養成過程を通じた医師の偏在対策等に関する検討会(第7回 10/30)《厚生労働省》
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外科領域専門研修プログラムにおいて学会が定めている基準の状況
・外科領域専門研修プログラムにおいては、専門研修施設について、指導体制確保の観点での指導医等の配置に係
る基準の他、経験すべき症例数の確保のために、手術症例数の集積状況に係る基準を設けている。
・専攻医受入に当たっても、専攻医1名当たりの症例数を確保するための基準を設けつつ、専攻医の過度の集中を
避けるための仕組みなど、地域医療に与える影響にも配慮がなされている場合がある。
専門研修施設に係る基準(日本外科学会専門研修プログラム整備基準)
【専門研修基幹施設】
・日本外科学会指導医、外科専門医が合計3人以上常勤し、うち2名はプログラム統括責任者の基準を満たしている。
・年間500例以上のNCD登録外科手術症例数を有している。
【専門研修連携施設】
・専門研修指導医(外科専門医更新を1回以上経た外科専門医)が最低1人以上常勤している。
・年間50例以上のNCD登録外科手術例数を有している。
専攻医受入に係る基準(日本外科学会専門研修プログラム整備基準)
・専攻医1人あたり専門研修施設群のNCD登録数は3年間で500例以上を確保すること。
・専門研修指導医1名につき学年を問わず、3名の専攻医を超えないような管理体制をとる。
※地域医療等への配慮
・地域医療に配慮した例外的救済措置は専門研修プログラム研修施設評価・認定部門で個別に協議・判断する。
・専攻医募集定員数の算定に際しては、都市部への医師偏在を防ぐための自主的な取り組みとして、以下の運用ルールに基づいて定員
数を設定する。
1)3年間の受入上限数が30名以上の研修プログラムは、原則として単年度の募集希望数の上限をその1/3とする。このうち、大学が基幹施設と
なっている研修プログラムについては、原則として単年度の募集希望数の上限をその30%とする。
2)3年間の受入上限数が10~29名の研修プログラムは、原則として単年度の募集希望数の上限をその40%とする。
3)3年間の受入上限数が10名未満の研修プログラムは、単年度の募集希望数の上限を受入上限数以内とする。
※上記は日本外科学会の基準を引用等しているが、他の外科系学会においても同様の基準等を設定していることが多い。

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