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資料1 今後の医師偏在対策と令和8年度医学部臨時定員に係る方針について (26 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44759.html
出典情報 医師養成過程を通じた医師の偏在対策等に関する検討会(第7回 10/30)《厚生労働省》
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診療科間の偏在への対応(案)

【現状に対する認識等について】
・診療科間の偏在に関しては、他の診療科と比較して外科医師の増加が緩慢である上に外科のサブスペシャルティの一部領域
では減少傾向であること、また、時間外・休日労働の割合が他の診療科と比較して高いこと等を踏まえると、外科領域が喫緊
の課題といえるのではないか。
・この偏在への対策として、新たな地域医療構想に関する検討状況も踏まえ、救急・急性期に係る医療機能を有する医療機関
に関する議論と同様に、外科医療についても集約化・重点化を通じて、外科医師の働き方の改善を図ることが適当ではないか。
・関係学会のヒアリング等を踏まえると、こうした集約化・重点化により、治療成績の向上及び医師の働き方の改善を通じ、
医療の質の向上にも資すると考えられるのではないか。
【今後の方向性について】
・診療科間の偏在への対策に資するために、今後の医療提供体制の在り方について検討することが重要である。
・また、専門研修制度における研修体制の在り方等についても、特に外科系においては、一定の症例数を確保する必要性があ
ることを踏まえ、地域医療構想に関する議論を注視しつつ、専門医機構や学会等の関係者とも必要な議論を行うべきではない
か。
・なお、外科医師が比較的長時間の労働に従事している等の業務負担への配慮・支援等の観点から、別途、必要な議論を行う
べきではないか。

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