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資料1 今後の医師偏在対策と令和8年度医学部臨時定員に係る方針について (36 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44759.html
出典情報 医師養成過程を通じた医師の偏在対策等に関する検討会(第7回 10/30)《厚生労働省》
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令和8年度医学部臨時定員に係る方針について
○ 「経済財政運営と改革の基本方針2024」において、「2026年度(令和8年度)の医学部定員の上限につ
いては2024年度(令和6年度)の医学部定員を超えない範囲で設定するとともに、今後の医師の需給状況を
踏まえつつ、2027 年度(令和9年度)以降の医学部定員の適正化の検討を速やかに行う。」とされた。

○ このため、 令和8年度の医学部定員については、令和6年度の医学部総定員数を上限とし、令和7年度の
臨時増員の枠組みを暫定的に維持することとする。
○ その上で、令和8年度の医学部臨時定員については、「医師確保計画策定ガイドライン」で示されている
方針を踏まえ、以下の対応を行った上で、地域における医師の確保に真に必要な範囲で臨時定員の設置を認
めることとする。
・ 国は各都道府県に対して、安定した医師確保のため積極的に恒久定員内への地域枠や地元出身者枠の設置
についての大学との調整を促す。
・ また、国は都道府県に対して、確保すべき医師数(例えば、臨床研修や臨床研修修了後の時点で確保する
べき人数等)を検討した上で、当該都道府県に所在する大学の地域枠入学でない医師が臨床研修や臨床研
修修了後において当該都道府県に勤務する割合等も踏まえ、真に必要な地域枠数を検討することを促す。
・ その上で、国において臨時定員全体の必要性に加えて、当該都道府県の医師確保計画の進捗状況や地域枠
医師の配置・運用状況、医師養成過程における教育・研修環境の体制、医学部定員の欠員状況等を慎重か
つ丁寧に精査する。
・ 必要に応じ、臨時定員を希望する都道府県・大学に対し、臨時定員の必要性について有識者も含めた検討
の場でヒアリング等を実施する。
○ なお、令和8年度医学部臨時定員の配分については、医師の地域間、診療科間、病院・診療所間の偏在の
是正を図るため、令和6年末までに策定することとしている総合的な対策のパッケージに関する具体的な議
論や内容を注視しながら、本検討会において、引き続き議論を行っていく。

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