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参考資料3 第8次医療計画等に関する意見のとりまとめ (30 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44759.html
出典情報 医師養成過程を通じた医師の偏在対策等に関する検討会(第7回 10/30)《厚生労働省》
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在宅療養患者への医療・ケアの提供に当たり、医師・歯科医師の
定期的な診察と適切な評価に基づく指示により、患者の病態に応じ
て、適切な時期にサービスが提供される必要がある。

在宅療養患者の身体機能及び生活機能の回復・維持を図る観点か
ら、口腔の管理、リハビリテーション、栄養管理について、関係職
種間での連携を推進する。
(訪問看護)

退院に向けた医療機関との共同指導、医療ニーズの高い利用者へ
の対応、24 時間体制、ターミナルケア等の機能や役割に着目した整
備や、事業所間の連携、事業者規模の拡大、ICT 化等による機能強化、
業務効率化等について、地域医療介護総合確保基金等を活用し、地
域の実情に応じて、取組を進める。(再掲)

本人と家族が希望する医療・ケアを提供するにあたり、医療と介
護の両方を視野に入れ、利用者の状態の変化に対応し、最期を支え
られる訪問看護の役割は大きいため、訪問看護によるターミナルケ
アを受けた利用者数を指標例に追加する。(再掲)
(訪問歯科診療)

在宅療養患者に対する口腔の管理は重要であり、歯科衛生士の機
能・役割や訪問歯科診療への関わりについて、次期指針における在
宅医療の現状や医療体制の構築に必要な事項の項目等に盛り込む。


在宅歯科医療を進めるに当たり、歯科診療所と後方支援機能を有
する歯科医療機関との連携や医科歯科連携は重要な課題であり、
「在宅医療において必要な連携を担う拠点」も活用し、圏域内の状
況を踏まえ、地域の在宅歯科医療の目指す姿について、関係機関等
と共有しつつ、連携体制構築を進める。
(訪問薬剤管理指導)

入退院時における医療機関等との情報共有をはじめ、関係機関と
の協力を通じて、薬局と在宅医療に係る他機関との連携体制を構築
することは重要である。多様な病態の患者への対応やターミナルケ
アへの参画等の観点から、地域医療介護総合確保基金等を活用し、
医療機関等と連携して行われる研修や、カンファレンス等への参加
を通じて、在宅医療に関わる薬剤師の資質向上を図る。

都道府県の薬務主管課と医療政策主管課が連携し、地方薬事審議
会等を活用して、麻薬調剤や無菌調剤等の高度な薬学管理が可能な
薬局の整備状況や実績について把握・分析を行い、在宅医療に必要
な医薬品等の提供体制を整備する。
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