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総-5参考 (19 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_45183.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第598回 11/13)《厚生労働省》
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**使用に際してはこの電子添文をよくお読みください。
また、必要な時に読めるように保管しておいてください。
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**2022年6月改訂(第3版)
*2022年1月改訂(第2版)

体外診断用医薬品
製造販売承認番号:30300EZX00063000

■測定原理
本試薬は2ステップサンドイッチ法に基づいた化学発光酵素免疫測定法に
よるβ-アミロイド1-42測定試薬です。
<反応プロトコール;特殊2ステップモード>
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β-アミロイドキット
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重要な基本的注意
認知症の診断に関連する十分な知識及び経験を有する医師が、検査の原
理及び結果の解釈を十分に理解した上で、関連学会等の適正使用指針に
従って使用すること。

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■全般的な注意
1. 本試薬は、体外診断用であるため、それ以外の目的には使用しないでくだ
さい。
2. 診断の際は、本測定値以外に他の検査結果や臨床症状等もあわせて考慮
し、総合的に判断してください。
3. 本書以外の使用方法については保証を致しません。
4. 本試薬および検体は、感染の危険性があるものとして十分に注意して取
扱ってください。
5. 本試薬には、保存剤としてアジ化ナトリウムが含まれています。試薬が誤
って目や口に入ったり、皮膚に付着した場合には、水で十分に洗い流す等
の応急処置を行い、必要があれば、医師の手当等を受けてください。
**6. 本試薬の使用に際しては、本書とあわせ、各試薬の添付文書、使用する測
定システムの電子添文および取扱説明書をご参照ください。

■形状・構造等(キットの構成)
1. 抗体結合粒子注1)(使用時液状、250μL/免疫反応カートリッジ)
抗β-アミロイド1-42モノクローナル抗体(マウス)結合フェライト
粒子を含みます。
2. ストレプトアビジンアルカリホスファターゼ(液状、350μL/免疫反
応カートリッジ)
ストレプトアビジンアルカリホスファターゼ(SA-ALP)を含みま
す。
3. ビオチン化抗体(液状、120μL/免疫反応カートリッジ)
ビオチン化抗β-アミロイドモノクローナル抗体(マウス)を含みます。

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4. β-アミロイド1-42キャリブレータセット:3濃度×2
β-アミロイド1-42キャリブレータ
**(1)
0pg/mL β-アミロイド1-42キャリブレータ
(凍結乾燥、1.0mL用×2)
**(2) 129pg/mL β-アミロイド1-42キャリブレータ
(凍結乾燥、1.0mL用×2)
**(3) 2335pg/mL β-アミロイド1-42キャリブレータ
(凍結乾燥、1.0mL用×2)
β-アミロイド1-42用溶解用液(液状、10mL×1)
β-アミロイド1-42キャリブレータは凍結乾燥品です。
β-アミロイド1-42用溶解用液を用いて調製します。
5. 基質液(液状、100mL×6、50mL×6)
基質としてAMPPD注2)を含みます。
ご使用の測定システムに合わせてご用意ください。
6. 洗浄液(濃縮液、1000mL×1)
7. 検体希釈液(液状、300mL×4、80mL×4)
ご使用の測定システムに合わせてご用意ください。
注1)15℃以下の温度ではゲル化しています。
注2)AMPPD: 3-(2'-spiroadamantane)-4-methoxy-4-(3''-phosphoryloxy)phenyl1,2-dioxetane disodium salt/3-(2'-スピロアダマンタン)-4-メトキシ-4-(3''-ホ
スホリルオキシ) フェニル-1,2-ジオキセタン・2ナトリウム塩

■使用目的
脳脊髄液中のβ-アミロイド1-42の測定(脳内アミロイドβの蓄積状態
把握の補助)

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検体中のβ-アミロイド1-42濃度が測定範囲を超えた場合は、必要に応
じて検体希釈液を用いて検体を希釈し、再測定してください。

■操作上の注意
1. 測定検体の性質、採取法
(1) 検体の採取および保存は、関連学会等のガイドライン、指針等に従った
方法で実施してください。
*(2) 可能な限り新鮮な検体を用いてください。
文献によると、25℃で保存した場合は2日間1)、2~8℃で保存した
場合は15日間1)、-20℃で保存した場合は2ヵ月間2,3)まで検体の
安定性が認められています。
(3) 検体を繰り返し凍結融解することは避けてください。
(4) 有形成分、沈殿物、浮遊物が含まれている検体では、測定値に影響を与
える場合があります。正しい結果が得られるように遠心または除去し
た後に使用してください。
(5) 検体間の汚染が生じないように検体は注意して取扱ってください。
(6) 血液の混入した脳脊髄液は使用しないでください。
2. 妨害物質・妨害薬剤
検体に以下の物質を添加して試験した結果、記載の濃度まで測定値に影
響は認められませんでした。
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