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【資料1】医療用医薬品の安定的な供給の確保について (34 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46170.html
出典情報 厚生科学審議会 医薬品医療機器制度部会(令和6年度第9回 11/28)《厚生労働省》
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(参考)国民の安心・安全と持続的な成長に向けた総合経済対策
~全ての世代の現在・将来の賃金・所得を増やす~
3.「投資立国」及び「資産運用立国」の実現

抜粋

(令和6年11月22日閣議決定)

~将来の賃金・所得の増加に向けて~

(1)潜在成長率を高める国内投資の拡大
(創薬支援・後発医薬品安定供給支援)

医薬品産業を成長・基幹産業と位置付け、政府が一体となって、日本を「創薬の地」とするための支援を
推進する。優れた創薬シーズを基にしたスタートアップの創出を促進するため、大学等との間の橋渡しを行い、
民間投資を呼び込む体制を強化する。創薬クラスターの発展支援や創薬を含めたディープテック領域のスター
トアップ支援を強化することによって、革新的創薬の研究開発を加速する環境を整えるとともに、国際水準
の臨床試験体制整備を進める。令和7年度予算の編成過程において、官民連携の下、企業、大学等が安定的・
継続的に創薬に取り組み、実用化につなげることができるよう、中長期的な支援スキームを検 討し、国内外
の多様なプレーヤーの参画を促す観点から、国による安定的な支援の在り 方の検討を深める。2025 年度
薬価改定に関しては、「経済財政運営と改革の基本方針 2024」において、「イノベーションの推進、安定
供給確保の必要性、物価上昇など取り 巻く環境の変化を踏まえ、国民皆保険の持続可能性を考慮しながら、
その在り方につい て検討する」とされていることを踏まえ対応する。 (略)
後発医薬品の安定供給に向けては、少量多品目生産の非効率な生産体制の解消に向け て計画的に生産性
向上に取り組む企業に対する支援を行う。企業間の連携・協力・再編を強力に後押しするために国が企業
の取組を認定する枠組みを設けることや、薬事・薬価面での対応も検討する。これらの取組を前提に、
国による安定的・継続的な支援の在り方について、更に検討を深める。バイオ後続品の国内製造施設整備を
支援する。 足元の供給不安については、必要な医薬品の増産体制を整える企業に緊急支援を行う。
施策例 ・創薬エコシステム発展支援事業(厚生労働省)
・創薬クラスターキャンパス整備事業(厚生労働省)
・新規モダリティ対応ヒト初回投与試験体制整備等事業(厚生労働省)
・後発医薬品の産業構造改革のための支援事業(厚生労働省)
・バイオ後続品の国内製造施設整備のための支援事業(厚生労働省)
・医薬品安定供給体制緊急整備事業(厚生労働省)



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