よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


令和5年国民健康・栄養調査結果の概要 (21 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_45540.html
出典情報 令和5年国民健康・栄養調査結果の概要(11/25)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

第4章

飲酒・喫煙に関する状況

1.飲酒の状況
生活習慣病のリスクを高める量を飲酒している者の割合は、男性 14.1%、女性 9.5%であ
る。この 10 年間でみると、男性では有意な増減はなく、女性では有意に増加している。年齢階
級別にみると、その割合は男性では 40 歳代、女性では 50 歳代が最も高く、それぞれ 23.6%、
14.6%である。
図 29-1 生活習慣病のリスクを高める量を 図 29-2 年齢調整した、生活習慣病のリスク
飲酒している者の割合の年次比較(20 歳
を高める量を飲酒している者の割合の年
以上、男女別)(平成 23 年~令和元年、
次比較(20 歳以上、男女別)(平成 23 年
4年、5年)
~令和元年、4年、5年)
(%)
50

男性

(%)
50

女性

40

30
16.3 14.7 15.8
13.9 14.6 14.7 15.0 14.9 13.5 14.1

10
0

女性

40

30
20

男性

20

16.5

14.6 15.7 13.6 14.7 14.8 15.1 14.7 13.7 14.3

8.9

7.9

10
8.2

7.6

8.8

9.1

8.1

8.6

8.7

9.1

平成 24年 26年 27年 28年 29年 30年 令和
23年
元年

9.0
4年

9.5
5年

0

9.5

9.5

8.6

9.3

9.4

9.8

平成 24年 26年 27年 28年 29年 30年 令和
23年
元年

(平成 25 年は未実施、令和2年及び3年は調査中止)

10.1 10.0
4年

5年

(平成 25 年は未実施、令和2年及び3年は調査中止)

※「生活習慣病のリスクを高める量を飲酒している者」とは、1日当たりの純アルコール摂取量が男性 40g 以上、女性 20g 以上の
者とし、以下の方法で算出。
①男性:「毎日×2合以上」+「週5~6日×2合以上」+「週3~4日×3合以上」+「週1~2日×5合以上」+「月1~3日×5合以上」
②女性:「毎日×1合以上」+「週5~6日×1合以上」+「週3~4日×1合以上」+「週1~2日×3合以上」+「月1~3日×5合以上」
清酒1合(180ml)は、次の量にほぼ相当する。
ビール・発泡酒中瓶1本(約 500ml)、焼酎 20 度(135ml)、焼酎 25 度(110ml)、焼酎 30 度(80ml)、チュウハイ7度(350ml)、ウィスキーダブル
1杯(60ml)、ワイン2杯(240ml)

図 30 生活習慣病のリスクを高める量を飲酒している者の割合(20 歳以上、性・年齢階級別)
(%)
50

男性

女性

40

30
23.6
18.8

20
14.1

19.3

13.4

10

9.5

6.6

4.3

7.8

10.7

13.5

14.6
11.1
3.5

0
総数
(2,578)

20-29歳
(209)

30-39歳
(298)

40-49歳
(347)

50-59歳
(480)

60-69歳 70歳以上
(481)
(763)

総数
(2,895)

20-29歳
(193)

30-39歳
(309)

40-49歳
(406)

50-59歳
(554)

60-69歳 70歳以上
(523)
(910)

(参考) 「健康日本 21(第三次)」の目標 生活習慣病(NCDs)のリスクを高める量を飲酒している者の減少
目標値: 1日当たりの純アルコール摂取量が男性 40 g、女性 20 g 以上の者の割合 10%

- 20 -