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【資料3】令和6年度補正予算案(保険局関係)の主な事項について (20 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46486.html
出典情報 社会保障審議会 医療保険部会(第188回 12/5)《厚生労働省》
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施策名:制度改正等に係る国保総合システム等の改修

令和6年度補正予算案 67億円

保険局国民健康保険課(内線3259)
高齢者医療課(内線3229)

① 施策の目的

② 対策の柱との関係

国保総合システムは、レセプトの審査・支払業務や保険者給付など、国民健康保険関係業務に活用するた
めのシステムである。また、国保データベース(KDB)システムは、「特定健診・特定保健指導」「医療」等に係
る情報を利活用し、統計情報等を保険者に情報提供するなど、保健事業の実施を効率的かつ効果的行うため
のものであり、両システムは保険者にとって非常に重要なものとなっている。
これらのシステム等において、制度改正や地方分権等を反映し、保険者や医療機関等が円滑に事業を実施
できるよう整備を行う。
③ 施策の概要
【国保総合システム】
・高額介護合算療養費の手続き簡素化事業:高額介護合算療養費の支
給について、初回申請のみで2回目以降の申請を省略する対応(支給簡
素化)を可能とする。
・制度改正等への対応に要する経費:制度改正や令和8年度診療報酬改
定等への円滑な実施に向けた対応をする。
【KDBシステム】
・糖尿病性腎症重症化予防事業に係るKDBシステム改修
糖尿病性腎症重症化予防事業の実施や事業評価に用いることができ
るフィードバックレポート作成ツール(※)の機能をKDBシステム上で実現
し、国保連合会による保険者支援機能の強化を目指す。
(※)令和2~4年度 予防・健康づくりに関する大規模実証事業(糖尿病
性腎症重症化予防プログラムの介入効果の検証等事業)の成果をもとに
厚生労働省の研究班において作成されたもの。









④ 施策のスキーム図、実施要件(対象、補助率等)等
国保総合システム
医療機関等
支払

保険者
請求

請求

支払

国保連合会
国保総合システムの運用
(審査支払・保険者共同処理)

国保中央会(国保総合システムの改修等)

KDBシステム
保険者等
(都道府県庁、市町
村等)
統計情報や個人の健
康に関するデータを画
面表示または帳票で出
力(PDFまたはCSV
形式)可能

国保中央会

国保連合会
各システムからデータを連携
医療
健診

介護

KDBシステム
・統計情報(疾病別医療費分析、健
診・保健指導結果等))
・個人の健康に関するデータ

・突合処理
健診、医療、
介護データを
個人単位で紐
付け
・集計処理
全国統計、保
険者別統計、
同規模比較

⑤ 成果イメージ(経済効果、雇用の下支え・創出効果、波及プロセスを含む)
システムの総合的かつ効率な運用が実現することにより、国民への平等な医療サービスの提供に資する。
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