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医薬品流通に係る業務実態 に関する調査報告書 (33 ページ)

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出典情報 医薬品流通に係る業務実態 に関する調査報告書(1/17)《日本保険薬局協会》
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患者にご迷惑がかかった事例3
問.一社流通であるために患者にご迷惑がかかったなどの具体的な事例を教えてください。(任意回答、フリーコメント)
(コメント数:996)
7. メーカー変更困難・価格交渉の余地なし (約70回答)
- 一社流通の薬品が欠品した際、他社の同効薬に変更することが難しい。
- メーカー変更の際、一社流通のため在庫切り替えがスムーズにいかない。
- 同効薬であっても、一社流通の薬品は代替が難しく、患者様の治療に影響が出る。
- 一社流通により、特定のメーカーへの依存度が高まり、リスクが集中している。
- メーカー変更時の在庫調整が困難で、損失が発生しやすい。
- 一社流通のため価格交渉の余地がなく、高額での購入を余儀なくされている。
- 競争原理が働かず、価格が高止まりしている。 - 価格交渉ができないため、経営を圧迫している。
- 価格の硬直化により、薬局経営の柔軟性が失われている。
8. 患者・医療機関への説明・対応の負担増加 (約46回答)
- 欠品や納期遅延の度に患者様への説明が必要となり負担が増えている。
- 患者様への説明や謝罪に多くの時間を要している。
- 欠品時に医療機関への連絡や代替薬の提案に時間がかかる。
- 医療機関から一社流通の理由で納期遅延を理解してもらえず、クレームになることがある。
- 患者様に欠品の理由を説明しても理解を得られず、薬局の評判に影響が出ている。
- 医療機関との連携が難しくなり、スムーズな治療の継続に支障をきたしている。
- 患者様への代替薬の説明や同意取得に時間がかかり、業務効率が低下している。
- 一社流通の仕組みを患者様に説明する必要があり、コミュニケーションの負担が増えている。
- 医療機関との信頼関係構築が難しくなり、薬局の立場が弱くなっている。
- 患者様の不満や苦情への対応に追われ、本来の薬学的ケアに時間を割けなくなっている。

薬局側が一社流通品を正確に特定する手段がない中で、回答者自身の認識による回答となります。そのうえで本調査結果を取扱いください。

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