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【資料2】治療期の課題:専門的な緩和ケアについて (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25188.html
出典情報 がんとの共生のあり方に関する検討会 がんの緩和ケアに係る部会(第5回 4/13)《厚生労働省》
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緩和ケアチームの技術、提供するケアの質を向上させ、均てん化を図るべきではないか
第4回がんの緩和ケアに係る部会

資料1

(令和4年1月14日)

<検討の視点>

 令和元年度の現況報告書によると、緩和ケアチームの新規介入患者数は平成28年度の現況報告書と比較し改善が
見られたが、一方で、年間新規介入患者数が50件未満の施設も依然として存在している。
 現況報告書によるデータでは、依頼件数等の数的な評価しかできず、チームの質の評価は困難であることから、
緩和ケアチームの技術や提供するケアの質を評価し、その向上を図るための方策を検討するべきではないか。

 緩和ケアチームの医師について、身体症状および精神症状の緩和に携わる医師の専門資格は、ともに必須とされ
ていない。また、緩和ケアチームに協力する薬剤師、医療心理に携わる者及び相談支援に携わる者について、そ
の配置と専門資格の有無については必須とされていない。
 がん診療連携拠点病院の整備指針は、院内の医療従事者と緩和ケアチームとの連携に関して、緩和ケアチームへ
がん患者の診療を依頼する、という観点で記載がされている。

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