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【資料2】治療期の課題:専門的な緩和ケアについて (29 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25188.html
出典情報 がんとの共生のあり方に関する検討会 がんの緩和ケアに係る部会(第5回 4/13)《厚生労働省》
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緩和ケア外来、外来医療における緩和ケアをさらに充実させるべきではないか。
<検討の視点>
 がん診療連携拠点病院等の指定要件において、外来における専門的な緩和ケアを提供する体制の整備が求められ
ている。
 全ての施設が、現況報告書において、緩和ケア外来を設定していると回答しており、また、多くの施設が他の施
設でがん診療を受けている、または受けていたがん患者を受け入れていると回答している。
 一方で、年間の新規診療症例数や、地域からの紹介患者数は極めて少なく、外来での緩和ケアの提供が十分に進
んでいない可能性がある。

<対応方針の案>
 がん診療連携拠点病院等の要件は「がん診療連携拠点病院等の指定要件に関するワーキンググループ」で別途議
論されるが、当部会における議論を踏まえ、以下のように提案してはどうか。



外来での緩和ケアの提供がさらに充実するよう、がん診療連携拠点病院の整備指針において、「自施設の患者に
限らず、他施設でがん診療を受けている、または受けていた患者についても、緩和ケア外来で受入を行うこと。
また、神経ブロックや緩和的放射線治療等の専門的な疼痛治療が必要な患者の受入を含め、緩和ケア外来への患
者紹介について、地域の医療機関に対して広報等を行っていること。」としてはどうか。
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