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2024年12月2日以降のマイナ保険証利用に係る実態調査(中間集計) (21 ページ)

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出典情報 全国保険医団体連合会 記者会見(3/27)《全国保険医団体連合会》
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2024年12月2日以降、医療現場はどうなっている?
マイナ保険証利用に関わる実態調査(中間集計)
2025年3月27日(木)保団連記者会見
全国保険医団体連合会

01-02 調査概要
「従来の健康保険証(以下、健康保険証)を使い続けたい」との国民多数の願いを省みず、政府
は昨年 12 月2日、健康保険証の新規発行を停止した。経過措置として健康保険証は最長1年間使
うことができるが、それもこの4月の就職や転職、離職、そして7月末の後期高齢者医療制度の有
効期限切れによって、いよいよ多くの人の手元から実際に健康保険証がなくなる状況になる。
当会では、患者さんや医療者が安心してマイナ保険証を利用できる状況となっているのか、実態
について明らかにするため、マイナ保険証に関わる実態調査を実施した。健康保険証の新規発行停
止後、初の全国調査となる。
調査は2月中旬から実施し、3月 14 日までに到着した回答 8330 件を中間集計としてとりまとめ
た。32 都府県(34 保険医協会・医会)からの回答となる。
03

回答者の直近のマイナ保険証利用率
厚労省が公表した 25 年2月のマイナ保険証利用率は 26.62%であった。
回答医療機関の直近のマイナ保険証利用率は、10%未満が 19.1%(1594 医療機関)
、10~20%未

、30%以上が 26.2%(2180
満が 24.8%(2063 医療機関)、20~30%未満が 23.3%(1945 医療機関)
医療機関)だった。利用率 30%未満の医療機関が全体の約7割と低迷は続いている。
一方で、前回調査時(
「2024 年5月以降のマイナトラブル調査」24 年8~9月実施)の厚労省発
表のマイナ保険証利用率は 10%前後であり、全体としては 10%以上利用率が増えている。
04

12 月2日以降、窓口業務に「負担を感じる」との回答が約6割
12 月2日以降の窓口業務についてきいたところ、「とても負担を感じる」15.7%、
(1308 医療機

関)、
「負担を感じる」45.2%(3766 医療機関)で、約6割が負担を感じている。逆に「負担が減っ
た」との回答はわずか 6.0%(501 医療機関)であった。政府はマイナ保険証のメリットの一つに
受付などの事務負担軽減を挙げていたが、むしろ負担感は増している医療機関が多い。
05

負担を感じている主な内容は、カードリーダー操作のサポート、トラブル時の対応、患者から
の質問対応など。いずれも短期間では解消しない上に、医療機関では対応困難な質問や相談も
具体的に負担を感じている内容を記述で聞いた。
患者さんがカードリーダーを一人で操作できず、付き添ってサポートしなければいけない、操作

に時間がかかり行列になるなどの声が多数寄せられた。毎回サポートが必要な患者さんもいるとの
声や、カードリーダーのメーカーによって操作が異なるため、患者さんの側も慣れるのが大変な様
子もうかがえる。もちろん徐々に慣れていく患者さんもいるが、顔認証や暗証番号入力など機器操
作に困難を抱える患者さんは一定数おり、機器操作に係るサポート業務の負担一つとっても、短期
間に解消するものではない。具体的な内容として、
「『カードリーダーに表示されている文字が見え
ない』とおっしゃる患者さんが多く、対応に時間を取られている」

「老眼鏡を持っていない、ディ
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