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【資料1-4】(4)地域の実情や事業所規模等を踏まえた持続的なサービス提供の在り方に関する調査研究事業_結果概要(案) (32 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_50970.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会 介護報酬改定検証・研究委員会(第30回 3/31)《厚生労働省》
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(4).地域の実情や事業所規模等を踏まえた持続的なサービス提供の在り方に関する調査研究事業
B. 訪問介護事業所に関する事業所調査(アンケート)の集計状況の概要 (①収支差率の状況)

1. 訪問介護事業所の収支差率の比較(令和5年度決算)




地域別にみると、「▲5%以上0%未満」及び「▲5%未満」の割合は「中山間・離島等」でやや高い傾向。
訪問回数別にみると、「801回以上」の区分で「収支差5%以上」の割合が高い。
訪問回数別 × 地域別にみると、訪問回数の少ない「400回以下」の区分では、都市部は「5%以上」、中山間・離島
等は「▲5%以上0%未満」及び「▲5%未満」の割合が高かった。
④ 同一建物減算の有無別にみると、「算定あり」の方が「5%以上」の割合が高い傾向があり、「▲5%以上0%未
満」及び「▲5%未満」の割合は概ね同水準。
⑤ 集合住宅等の利用者の割合別にみると、「40%以上80%未満」や「80%以上」の区分において、「5%以上」の割合
が高くなっている一方、「0%」の区分は収支差率は低い傾向。


本調査は、主として「中山間・離島等」、「都市部」、「それ以外」の3つの地域におけるサービス提供の実態等の傾向を明らかにすることを目的とし
て実施するものであり、必ずしも訪問介護事業所全体の傾向を把握するものではない。地域ごとの比較の観点から収支差率の平均値を算出しているが、
中山間・離島等地域の回収率をそのほかの地域よりも低く設定し、調査票を多く配布する等の標本設計を行っていることから、中山間・離島等地域や小
規模の事業所の有効回答が全体の事業所分布より多くなり、収支差率が実態よりも低く出る可能性があることなどに留意が必要。



地域別の収支差率

中山間・離島等

22.5%

平均値

56.1%

(n=401)

その他
(n=215)

都市部

9.0%12.4% (+1.5)

24.6%

60.5%

3.7%11.2% (+1.9)

28.4%

55.0%

8.5% 8.1% (+2.6)



同一建物減算の有無別の収支差率

同一建物減算有

31.9%

平均値

50.0%

(n=194)

同一建物減算無
(n=623)

22.6%

58.6%

6.2% 11.8% (+3.1)

8.0% 10.8% (+1.6)

(n=211)



訪問回数別の収支差率
800回以下
(n=619)

801回以上

21.1%

平均値

58.0%

35.7%

53.5%

8.6% 12.5% (+0.9)

80%~

27.7%

4.5%6.5% (+4.9)

40~80%

31.1%

(n=202)



(n=199)

19.2%

<訪問回数400回以下>

平均値

56.1%

9.6% 15.2% (▲0.1)

71.3%

2.0% 14.9% (▲1.3)

54.8%
55.5%

平均値

5.5%12.0% (+2.0)

10.1%3.4% (+4.8)

(n=119)

0~40%

訪問回数別×地域別の収支差率

中山間・離島等

⑤ 集合住宅等の利用者の割合別の収支差率

26.9%

55.1%

5.8%12.2% (+2.1)

(n=156)

0%

(n=290)

17.9%

59.0%

0%以上5%未満

▲5%以上0%未満

8.6%14.4% (+0.4)

(n=198)

その他 11.9%
(n=101)

都市部

(n=107)

5%以上

22.4%

58.9%

8.4%10.3% (+1.2)

▲5%未満

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