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社会保障関係予算 (20 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mof.go.jp/policy/budget/budger_workflow/budget/fy2022/seifuan2022/ |
出典情報 | 令和4年度予算政府案(12/24)《財務省》 |
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令和4年度 医療分野の研究開発関連予算のポイント
健康・医療戦略推進本部の下で各省が連携し、令和3年度補正予算(2,729億円)と合わせ、医
療分野の研究開発を政府一体で推進。
日本医療研究開
発機構(AMED)
対象経費
令和4年度
決定額
令和3年度
当初予算額
1,249億円
1,261億円
(総5,文586,厚475,経183)
(総5,文595,厚476,経185)
803億円
831億円
(文266,厚463,経75)
(文269,厚483,経79)
インハウス研究
機関経費
対前年度
増▲減額
増▲減率
▲12億円
▲1.0%
▲28億円
▲3.4%
令和3年度
補正予算額
2,698億円
(1,360億円※)
31億円
(43億円※)
上記経費に加え、内閣府に計上される「科学技術イノベーション創造推進費(555億円)」の一部(175億円)を医療分野の研究開発関連の調整費として充当見込み。
令和3年度第1次補正予算に、AMED対象経費として2,698億円(内1,554、文515、厚129、経500)、インハウス研究機関経費として31億円(厚26、経5)を計上。
※は、令和2年度第1次補正予算から第3次補正予算の合計。
インハウス研究機関経費の令和3年度当初予算額は、令和4年度決定額との比較対照のため組み替えを実施している。
上記における計数は、それぞれ四捨五入しているため、端数において合計とは合致しないものがある。
※ 精査により計数等に異動が生じる場合がある。
主な取組
令和2年度以降を対象期間とした新たな6プロジェクトは、開発目的(予防、診断、治療、予後・QOL)ごとの特性を活か
したモダリティ等に基づいており、これに沿って予算を重点化する。これに加え、新型コロナウイルス感染症の拡大やワク
チン開発・生産体制強化戦略を踏まえ、効果的な治療法・予防法等の研究開発等を推進する。
1. 医薬品プロジェクト
370億円 <AMED 326億円、インハウス 44億円>
■ 医療現場のニーズに応える医薬品の実用化を推進するため、創薬標的の探索から臨床研究に至るまで、モダリティ
の特徴や性質を考慮した研究開発を行う。また、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、治療薬の開発や研究開
発基盤の整備を推進する。
-新たなモダリティの創出や、各モダリティのデザイン、最適化、活性評価、有効性・安全性評価手法、製造技術等の研究開発
-モダリティ技術を活用した医薬品の実用化研究開発の推進
-創薬デザイン技術、化合物ライブラリー、解析機器の共用など創薬研究開発に必要な支援基盤の構築
2. 医療機器・ヘルスケアプロジェクト
108億円 <AMED>
■ AI・IoT技術、計測技術、ロボティクス技術等を融合的に活用し、診断・治療の高度化や、予防・QOL向上に資する医
療機器・ヘルスケアに関する研究開発を行う。
-医療現場のニーズを踏まえたAIやロボット等の技術を活用した革新的な医療機器等の開発
-予防等に資するヘルスケアに関する研究開発・社会実装
3. 再生・細胞医療・遺伝子治療プロジェクト
183億円 <AMED>
■ 再生・細胞医療の実用化に向け、細胞培養・分化誘導等に関する基礎研究、疾患・組織別の非臨床・臨床研究や製
造基盤技術の開発、疾患特異的iPS細胞等を活用した難病等の病態解明・創薬研究及び必要な基盤構築を行う。また、
遺伝子治療について、遺伝子導入技術や遺伝子編集技術に関する研究開発を行う。さらに、これらの分野融合的な
研究開発を推進する。
-再生・細胞医療・遺伝子治療や、創薬の実現に資する多様な研究開発を支援し、臨床研究段階への移行を促進
-再生・細胞医療・遺伝子治療の臨床研究等の推進による実用化促進や、それらに資する技術・人材等の基盤整備
-再生・細胞医療や遺伝子治療薬等の実用化に向けた製造技術基盤を確立
4. ゲノム・データ基盤プロジェクト
179億円 <AMED 161億円、インハウス 18億円>
■ ゲノム・データ基盤の整備・利活用を促進し、ライフステージを俯瞰した疾患の発症・重症化予防、診断、治療等に資
する研究開発を推進することで個別化予防・医療の実現を目指す。
-ゲノムデータやレジストリ等の医療データを活用した研究開発の推進
-健常人や疾患のバイオバンク・コホート等の整備・利活用促進
5. 疾患基礎研究プロジェクト
152億円 <AMED>
■ 医療分野の研究開発への応用を目指し、脳機能、免疫、老化等の生命現象の機能解明や、様々な疾患を対象にし
た疾患メカニズムの解明等のための基礎的な研究開発を行う。特に新型コロナウイルス感染症を含む各種感染症に
ついては、予防・診断・治療に資する基礎的研究を推進する。
6. シーズ開発・研究基盤プロジェクト
238億円 <AMED>
■ アカデミアの組織・分野の枠を超えた研究体制を構築し、新規モダリティの創出に向けた画期的なシーズの創出・育
成等の基礎的研究や、国際共同研究を実施する。また、橋渡し研究支援拠点や臨床研究中核病院において、シーズ
の発掘・移転や質の高い臨床研究・治験の実施のための体制や仕組みを整備するとともに、リバース・トランスレーショ
ナル・リサーチや実証研究基盤の構築を推進する。加えて、新型コロナウイルス感染症等に対する革新的な医薬品や
医療機器、医療技術等に繋がる画期的シーズの創出・育成等を行う。
※上記に加え、AMED運営費交付金等のAMED対象経費が80億円、インハウス研究機関の運営経費等のインハウス研究機関経費が741億円ある。
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健康・医療戦略推進本部の下で各省が連携し、令和3年度補正予算(2,729億円)と合わせ、医
療分野の研究開発を政府一体で推進。
日本医療研究開
発機構(AMED)
対象経費
令和4年度
決定額
令和3年度
当初予算額
1,249億円
1,261億円
(総5,文586,厚475,経183)
(総5,文595,厚476,経185)
803億円
831億円
(文266,厚463,経75)
(文269,厚483,経79)
インハウス研究
機関経費
対前年度
増▲減額
増▲減率
▲12億円
▲1.0%
▲28億円
▲3.4%
令和3年度
補正予算額
2,698億円
(1,360億円※)
31億円
(43億円※)
上記経費に加え、内閣府に計上される「科学技術イノベーション創造推進費(555億円)」の一部(175億円)を医療分野の研究開発関連の調整費として充当見込み。
令和3年度第1次補正予算に、AMED対象経費として2,698億円(内1,554、文515、厚129、経500)、インハウス研究機関経費として31億円(厚26、経5)を計上。
※は、令和2年度第1次補正予算から第3次補正予算の合計。
インハウス研究機関経費の令和3年度当初予算額は、令和4年度決定額との比較対照のため組み替えを実施している。
上記における計数は、それぞれ四捨五入しているため、端数において合計とは合致しないものがある。
※ 精査により計数等に異動が生じる場合がある。
主な取組
令和2年度以降を対象期間とした新たな6プロジェクトは、開発目的(予防、診断、治療、予後・QOL)ごとの特性を活か
したモダリティ等に基づいており、これに沿って予算を重点化する。これに加え、新型コロナウイルス感染症の拡大やワク
チン開発・生産体制強化戦略を踏まえ、効果的な治療法・予防法等の研究開発等を推進する。
1. 医薬品プロジェクト
370億円 <AMED 326億円、インハウス 44億円>
■ 医療現場のニーズに応える医薬品の実用化を推進するため、創薬標的の探索から臨床研究に至るまで、モダリティ
の特徴や性質を考慮した研究開発を行う。また、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、治療薬の開発や研究開
発基盤の整備を推進する。
-新たなモダリティの創出や、各モダリティのデザイン、最適化、活性評価、有効性・安全性評価手法、製造技術等の研究開発
-モダリティ技術を活用した医薬品の実用化研究開発の推進
-創薬デザイン技術、化合物ライブラリー、解析機器の共用など創薬研究開発に必要な支援基盤の構築
2. 医療機器・ヘルスケアプロジェクト
108億円 <AMED>
■ AI・IoT技術、計測技術、ロボティクス技術等を融合的に活用し、診断・治療の高度化や、予防・QOL向上に資する医
療機器・ヘルスケアに関する研究開発を行う。
-医療現場のニーズを踏まえたAIやロボット等の技術を活用した革新的な医療機器等の開発
-予防等に資するヘルスケアに関する研究開発・社会実装
3. 再生・細胞医療・遺伝子治療プロジェクト
183億円 <AMED>
■ 再生・細胞医療の実用化に向け、細胞培養・分化誘導等に関する基礎研究、疾患・組織別の非臨床・臨床研究や製
造基盤技術の開発、疾患特異的iPS細胞等を活用した難病等の病態解明・創薬研究及び必要な基盤構築を行う。また、
遺伝子治療について、遺伝子導入技術や遺伝子編集技術に関する研究開発を行う。さらに、これらの分野融合的な
研究開発を推進する。
-再生・細胞医療・遺伝子治療や、創薬の実現に資する多様な研究開発を支援し、臨床研究段階への移行を促進
-再生・細胞医療・遺伝子治療の臨床研究等の推進による実用化促進や、それらに資する技術・人材等の基盤整備
-再生・細胞医療や遺伝子治療薬等の実用化に向けた製造技術基盤を確立
4. ゲノム・データ基盤プロジェクト
179億円 <AMED 161億円、インハウス 18億円>
■ ゲノム・データ基盤の整備・利活用を促進し、ライフステージを俯瞰した疾患の発症・重症化予防、診断、治療等に資
する研究開発を推進することで個別化予防・医療の実現を目指す。
-ゲノムデータやレジストリ等の医療データを活用した研究開発の推進
-健常人や疾患のバイオバンク・コホート等の整備・利活用促進
5. 疾患基礎研究プロジェクト
152億円 <AMED>
■ 医療分野の研究開発への応用を目指し、脳機能、免疫、老化等の生命現象の機能解明や、様々な疾患を対象にし
た疾患メカニズムの解明等のための基礎的な研究開発を行う。特に新型コロナウイルス感染症を含む各種感染症に
ついては、予防・診断・治療に資する基礎的研究を推進する。
6. シーズ開発・研究基盤プロジェクト
238億円 <AMED>
■ アカデミアの組織・分野の枠を超えた研究体制を構築し、新規モダリティの創出に向けた画期的なシーズの創出・育
成等の基礎的研究や、国際共同研究を実施する。また、橋渡し研究支援拠点や臨床研究中核病院において、シーズ
の発掘・移転や質の高い臨床研究・治験の実施のための体制や仕組みを整備するとともに、リバース・トランスレーショ
ナル・リサーチや実証研究基盤の構築を推進する。加えて、新型コロナウイルス感染症等に対する革新的な医薬品や
医療機器、医療技術等に繋がる画期的シーズの創出・育成等を行う。
※上記に加え、AMED運営費交付金等のAMED対象経費が80億円、インハウス研究機関の運営経費等のインハウス研究機関経費が741億円ある。
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