○コロナ・感染症対応(その2)について-3 (104 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00125.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第502回 12/3)《厚生労働省》 |
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○ 所属施設内の感染予防対策に係る活動だけでなく、保健所と連携した地域に対する感染対策の普及活動等、専門性を生かした取組が実践され
ている。
○ 保健所と感染管理認定看護師が継続した連携を進めることで、医療機関だけでなく、様々な分野への介入が可能となり、地域の感染対策の推進
につながることが期待できる。
■ 保健所と連携した地域に対する感染対策の取組例(埼玉県済生会栗橋病院)
ー埼玉県利根地区での取組ー
▶ 地域における全ての施設が感染防止対策加算を算定しているわけではないため、地域全体での取り組みが不可欠。
▶ 地域での連携体制を構築するため、3つの活動を実施
▶ 直接の連携がない施設や、加算を算定していない施設、 保健所も参加、参加施設:15施設、50~60名(発表当時)
▶ 地域サーベイランス、地位標準化ツール作成、事例シミュレーション等を実施
▶ 保健所主催による感染症担当者連絡会議。保健所と管内のICN(感染管理認定看護師)が連携して連絡会議を開催。
▶ 感染症予防対策加算1の算定施設の院内ラウンドを見学し、院内ラウンドを開始した施設や方法を見直す施設も。
▶ 保健所管内の手指衛生サーベイランスを実施。管内メーリングリストの運用。
▶ 利根医療圏の感染管理認定看護師が世話人となり、年2回臨床スタッフ向けの勉強会を開催。
▶ 「実技も含めた講演」と、「ディスカッションに時間をかける」ことをポイントとして、臨床現場のスタッフが参加しやすい場を提供
・ これらの活動を継続的に行うことで医療機関同士の顔の見える連携が推進
・ サーベイランスの実施やツール共有などの実践的な活動にもつながっている
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(第71回済生会学会・平成30年度済生会総会(2019年2月24日)資料より医療課にて作成)