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資料1 データヘルス計画のこれまでの経緯と第3期に向けた課題等について (26 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27022.html
出典情報 第3期データヘルス計画に向けた方針見直しのための検討会(第1回 8/1)《厚生労働省》
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協会けんぽ

インセンティブ制度の概要

制度趣旨

協会けんぽ全支部の後期高齢者支援金に係る保険料率の中に、インセンティブ制度の財源となる保険料率
(0.01%)を設定するとともに、支部ごとの加入者及び事業主の行動等を評価し、その結果、上位15支部については、
報奨金によるインセンティブを付与。

①評価指標・②評価指標ごとの重み付け
■ 特定健診・特定保健指導の実施率、速やかに受診を要する者の医療機関受診割合、後発医薬品の使用割合などの評価指標に基づ
き、支部ごとの実績を評価する。
■ 評価方法は偏差値方式とし、指標ごとの素点(50~80)を合計したものを支部の総得点とし、全支部をランキング付けする。

③ 支部ごとのインセンティブの効かせ方について
■ 保険料率の算定方法を見直し、インセンティブ分保険料率として、全支部の後期高齢者支援金に係る保険料率の中に、0.01%
(※)を盛り込む。
(※)協会けんぽ各支部の実績は一定の範囲内に収斂している中で、新たな財源捻出の必要性から負担を求めるものであるため、保険
料率への影響を生じさせる範囲内で、加入者・ 事業主への納得感に十分配慮する観点から設定。
■ 制度導入に伴う激変緩和措置として、この負担分については、4年間で段階的に導入する。
平成30年度の実績(令和2年度保険料率):0.004% ⇒ 令和元~2年度の実績(令和3~4年度保険料率):
0.007% ⇒ 令和3年度以降の実績(令和5年度以降の保険料率):0.01%
■ その上で、評価指標に基づき全支部をランキング付けし、上位15支部については、支部ごとの得点数に応じた報奨金によって段階的な保
険料率の引下げを行う。
【制度のイメージ】

<下位>

支部ごとのランキング

<上位>

0
インセンティブ分保険料率
(0.01%)

インセンティブ
(報奨金)

26