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○令和4年度診療報酬改定に係る検討状況について(説明) ○意見発表者による意見発表、中医協委員からの質問 (82 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00135.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第512回  1/21)《厚生労働省》
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く実態に応じた適正な評価を行うこと。また、浸潤麻酔行為に関しては、処置並びに歯
冠形成に包括されている浸潤麻酔に係る手技料並びに麻酔薬剤料について、麻酔薬剤料
は別途算定できるようにすること。
13.新規技術・新規医療機器・新規検査の保険収載促進と適切な評価
患者・国民が求める歯科医療は、日を追うごとに進歩している。患者のニーズ等に対
応できるよう新規技術、新規医療機器、新規検査を積極的に導入すると共に、その技術
に見合った適切な評価を引き続き検討すること。特にデジタル機器を用いた歯科補綴物
の製作等を含めたデジタル技術の応用や ICT に関する新しい技術、また、唾液検査等の
効果的な検査の導入は喫緊の課題として検討すること。
14.障害児(者)や妊産婦、認知症等患者への歯科医療の充実
障害児(者)の生活に寄り添う歯科医療の提供には、居宅、施設、外来等のシームレ
スな対応が求められ、病院併設歯科や障害児(者)医療施設等と歯科診療所の連携・管
理、更に歯科訪問診療の充実も求められる。
近年増加傾向にある重度障害の乳幼児の口腔(衛生・機能)管理についての小児在宅
患者訪問口腔リハビリテーション指導管理料の対象年齢を拡大し、シームレスな管理が
推進できるよう検討すること。
特に認知症等患者は、医科との連携による口腔衛生管理が重要であり、更なる評価を
すること。
15.口腔機能管理の育成
令和元年国民健康・栄養調査によると年齢階級別の食べ方や食事中の様子で、50 歳頃
から口腔機能低下の兆候が見受けられる。国民が生涯にわたって楽しい食生活を送るこ
とができるよう、歯や口の健康の側面から歯科医が果たす役割は大きい。口腔機能の問
題の早期発見につながるよう口腔機能低下症にかかる管理の年齢引き下げや、若年層に
おける舌圧検査の実態に応じた算定を検討すること。
16.歯科医療における ICT 利活用の推進
ICT を活用した医科歯科連携の検証事業や ICT を活用した歯科診療等に関する検討会
において、歯科医療の現場で期待される ICT を活用した診療形態について議論されてい
る。それらの議論を踏まえて、歯科医療における好事例については積極的に医療保険の
なかで評価すること。

➢不合理な留意事項通知等の見直し
17.留意事項通知等の整理
臨床現場の実情にそぐわない、過度な事務負担を求める不合理かつ詳細すぎる通知等
を是正すること。

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