よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


【資料5】医薬品等行政評価・監視委員会における海外調査の状況 (13 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27999.html
出典情報 医薬品等行政評価・監視委員会(第9回 9/14)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。



通し番号

R1-08







エンハーツ点滴静注用100 mg

国内承認日
2020/3/25
国内発売日





トラスツズマブ デルクステカン(遺伝
子組換え)

JAN(英名)

INN

Trastuzumab deruxtecan

Trastuzumab deruxtecan

2020/5/25
最終調査日
2022/8/4
承認の有無
(承認日)
2019/12/20
承認情報URL

先駆け

条件付き

海外承認
なし

特例承認

0



0

0

承認を受けた効能・効果
化学療法歴のあるHER2陽性の手術不能
又は再発乳癌(標準的な治療が困難な
場合に限る)、がん化学療法後に増悪
したHER2陽性の治癒切除不能な進行・
再発の胃癌

承認を受けた効能・効果
(※…国内承認のない効能・効果)
転移性で下記#いずれかの抗HER2ベー
Drug Name(販売名)
Active Ingredients(成分名)
スの治療を受けた、切除不能または転
移性のHER2陽性乳がん
FAM-TRASTUZUMAB DERUXTECAN- (#転移性設定レジメン・(ネオ)アジュ
ENHERTU
バント治療中または治療終了後6カ月以
NXKI
内に再発)
トラスツズマブベースの治療を受け
https://www.accessdata.fda.gov/drugsatfda_docs/nda/2019/761139Orig1s000TOC.cfm

FDA

REMSの対象

REMSで日本のRMPにはない安全上の懸念

HCPガイド等

なし

なし

なし

販売中止・回収情報

販売中止・回収の理由

販売中止・回収の概要

なし

なし

なし

医療従事者向け情報
https://www.enhertuhcp.com/en/
(企業側URL)
承認時~最新版添付 2021/1/15 胃がんが適応に加わり、有害作用の記述が用法ごとに分かれ、間質性肺炎や左心室機能障害の発生数もそれぞ
文書における安全性 れに記載されるようになった。乳がんで16種、胃がんで19種。
情報の改定
2022/05/04 制吐薬の予防投与が推奨。
当初は乳がんのみの適応だったが、用量の異なる胃がんが加わったことにより、有害作用欄も適応ごとに分けて表記される
ようになった。
乳がんの適応条件が2種の治療のいずれかの経験があることに緩められた。
Boxed warningで「胚・胎児毒性」が挙げられている。日本のRMPでは重要な潜在的リスク扱い。

備考

承認を受けた効能・効果
(※…国内承認のない効能・効果)

EMA

最終調査日
2022/8/8
承認の有無
(承認日)

Name(販売名)

Active substance(成分名)

Enhertu

trastuzumab deruxtecan

抗HER2ベースの治療を1種以上受けた
切除不能または転移性HER2陽性乳がん

2021/1/18
(条件付承認)
承認情報URL

https://www.ema.europa.eu/en/medicines/human/EPAR/enhertu

日本のRMPにはないRMP上の重要な特定されたリスク

左記のリスクへの対策
リスク最小化活動:添付文書による注意喚起
左室駆出率(LVEF)低下のモニタリング(Section 4.4)、
用量調整のガイダンス(Section 4.2)

左心室機能障害(Left Ventricular Dysfunction)

販売中止・回収情報

販売中止・回収の理由

販売中止・回収の概要

なし

なし

なし

承認時~最新版添付
文書における安全性 なし
情報の改定

備考

EMAでは今のところ乳がんのみの適応。重要な特定されたリスクとしては、日本と同じく間質性肺炎が筆頭。左心室機能
障害は、日本のRMPでは重要な潜在的リスク扱い。
2022/8/1 使用要件としての「2種以上の前治療」が「1種以上」に緩和された。

13