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05【資料3】新型コロナワクチンの接種について (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000192554_00016.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会(第29回 1/26)《厚生労働省》
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2.本日の論点:【1】オミクロン株の新型コロナワクチンへの影響について
(1)オミクロン株に対する新型コロナワクチンの有効性

オミクロン株に対する新型コロナワクチンの有効性(発症予防効果)
英国健康安全保障庁(UKHSA)の報告によると、新型コロナワクチンのオミクロン株に対する発症予防効果は2回目接種直後
からデルタ株より低く、ファイザー社又はモデルナ社ワクチンを2回接種した2-4週間後は65-70%であったが、20週後には、
10%程度まで低下した。追加接種の2-4週後は65-75%と回復するものの、追加接種の10週後以降は45-50%まで低下した。
英国健康安全保障庁(UKHSA)の報告1(2022/1/14)

ファイザー社ワクチン2回目接種後及び追加接種後の
発症予防効果の推移

研究内容:2021年11月27日から2022年1月6日に研究に参加した
18歳以上の者を対象。テストネガティブデザインの症例対照研究
を用いて、オミクロン株及びデルタ株に対する新型コロナワクチン
(ファイザーワクチン、モデルナ社ワクチン)の2回接種後、追加
接種後の発症予防効果の推移を分析した。

結果:オミクロン株陽性者760,647名、デルタ株陽性者236,023名 が解
析に含まれた。
 全ての期間において、オミクロン株に対する発症予防効果はデルタ
株に対する発症予防効果よりも低かった
 ファイザー社、モデルナ社ワクチンの2回目接種後の発症予防効果
—2-4週後は65-70%、
—20週後は約10%
• ファイザー社、モデルナ社ワクチン2回接種+追加接種後の発症予
防効果
—2-4週後は65-75%
—5-9週後は55-65%、
—10週以降は45-50%
1. SARS-CoV-2 variants of concern and variants under investigation in England Technical briefing 34, UK Health Security Agency 2022/1/14

モデルナ社ワクチン2回目接種後及び追加接種後の
発症予防効果の推移

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