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05【資料3】新型コロナワクチンの接種について (58 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000192554_00016.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会(第29回 1/26)《厚生労働省》
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2022年1月17日時点

諸外国における新型コロナワクチン追加接種の状況について
カナダ
認可されている
ワクチン※1





ファイザー
モデルナ

接種開始日
(初回/追加接種)
初回接種
2020年12月~

アストラゼネカ
ヤンセン

追加接種対象者とその推移

追加接種推奨の論拠

追加接種の組合せに
関する推奨

(NACI、12月3日最終更新日)

(NACI、9月10日)

(NACI、12月3日最終更新日)

9月10日~



現時点のエビデンスによる
と、免疫不全者のワクチン
に対する免疫応答がそれ以
外の者に比べて低いことが
ある。



直近の研究ではmRNAの初
回シリーズで免疫応答がな
い、あるいは少なかった中
等度~重度免疫不全者にお
いて、mRNAの追加接種の
後に免疫応答の増加が認め
られた。



中等度~重度免疫不全者※4は追加接種が提供されるべき。

追加接種

9月28日~

免疫不全者:
2021年9月10日~



それ以外:
2021年9月28日~※2

10月29日~

長期療養施設入所者やその他施設に居住する高齢者のうち、
mRNAワクチンの2回目接種から最低6か月経過した者は追加
接種が提供されるべき。

以下の者は追加接種が提供されるべき。



80歳以上の者

以下の者は追加接種が提供され得る。
接種間隔
初回シリーズ完了から
6か月以上経過後※3





70歳以上79歳以下の者

(NACI、9月28日)

先住民集落居住者又は出身者





初回シリーズをウイルスベクターワクチンで完了した者

患者と直接接触する医療従事者で、1回目・2回目接種の間隔
が28日未満の者

12月3日~
以下の者は初回シリーズのワクチン完了から6か月経過後に追加接
種が提供されるべき。







カナダにおける長期療養施
設入所者に関する研究では、
mRNA初回シリーズによる
抗体反応は強いものの、2
回目接種6か月後には検知
可能なレベルの中和抗体価
が認められなかった。



初回シリーズで使用した
ワクチンの種類にかかわ
らず、mRNAワクチンを
使用し得る。



ウイルスベクターワクチ
ンはその他のワクチンが
禁忌や供給状況により使
用できない場合に限り、
使用を検討し得る。



18歳以上29歳以下(初回
シリーズの場合は12歳以
上29歳以下)については
ファイザー社ワクチンの
み使用を推奨し得る。

50歳以上の者
長期療養施設入所者やその他施設に居住する成人

初回シリーズでウイルスベクターワクチンのみ接種完了した者
先住民集落居住者又は出身者
患者と直接接触する医療従事者

以下の者は追加接種が提供され得る。



18歳以上49歳以下の者

※1 初回シリーズとして認可されているワクチン。COVISHIELD社製を含む。 ※2 保健省下にある諮問委員会(NACI)による推奨。ただし、NACIが推奨する対象者への追加接種は地域主導で既に開始している。 ※3 免疫不全者は初
回シリーズ完了から4週間以上経過後で変更なし。追加接種開始時(10月29日)以降接種間隔に変更はないものの、1月17日現在州によっては初回シリーズから3-5ヶ月経過後から接種可能。 ※4 悪性疾患治療中、臓器移植レシピエ
ントで免疫抑制薬を使用中、CAR-T細胞療法中、造血幹細胞移植(移植後2年以内か免疫抑制療法中)、中等度~重度原発性免疫不全症、ステージ3以上の未治療HIV感染症及び後天性免疫不全症候群、免疫抑制療法中 (CD19/ CD20/
CD22を標的としたモノクローナル抗体療法、大量全身性コルチコステロイド療法、アルキル化薬、代謝拮抗薬、TNF阻害薬、その他免疫抑制効果の強い生物製剤)
SOURCE: カナダ政府, カナダ政府, カナダ政府, PHAC, PHAC, CTV

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