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自殺総合対策大綱(本文) (20 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/taikou_r041014.html
出典情報 自殺総合対策大綱-誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現を目指して(10/14)《厚生労働省》
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型の支援を担う人材の養成を推進する。【厚生労働省】
(3)かかりつけの医師等の自殺リスク評価及び対応技術等に関する資質の向

うつ病等の精神疾患患者は身体症状が出ることも多く、かかりつけの医師等
を受診することも多いことから、将来専門とする分野にかかわらず、基本的な診
療能力を身に付けるための医師臨床研修制度において、精神科研修を必修とし、
うつ病を経験すべき疾病・病態に位置付けている。また、生涯教育等の機会を通
じ、かかりつけの医師等のうつ病等の精神疾患の理解と対応及び患者の社会的
な背景要因を考慮して自殺リスクを的確に評価できる技術の向上並びに地域に
おける自殺対策や様々な分野の相談機関や支援策に関する知識の普及を図る。
【厚生労働省】
(4)教職員に対する普及啓発等
児童生徒と日々接している学級担任、養護教諭等の教職員や、学生相談に関わ
る大学等の教職員に対し、SOSの出し方を教えるだけではなく、子どもがSO
Sを出しやすい環境を整えることの重要性を伝え、また、大人が子どものSOS
を察知し、それをどのように受け止めて適切な支援につなげるかなどについて
普及啓発を実施するため、研修に資する教材の作成・配布等により取組の支援を
行う。遺児等に対するケアも含め教育相談を担当する教職員の資質向上のため
の研修等を実施する。また、自殺念慮の割合等が高いことが指摘されている性的
マイノリティについて、無理解や偏見等がその背景にある社会的要因の一つで
あると捉えて、教職員の理解を促進する。【文部科学省】
(5)地域保健スタッフや産業保健スタッフの資質の向上
国は、地方公共団体が精神保健福祉センター、保健所等における心の健康問題
に関する相談機能を向上させるため、保健師等の地域保健スタッフに対する心
の健康づくりや当該地域の自殺対策についての資質向上のための研修を地域自
殺対策推進センターと協力して実施することを支援する。【厚生労働省】
また、職域におけるメンタルヘルス対策を推進するため、産業保健スタッフの
資質向上のための研修等を充実する。【厚生労働省】
(6)介護支援専門員等に対する研修
介護支援専門員、介護福祉士、社会福祉士等の介護事業従事者の研修等の機会
を通じ、心の健康づくりや自殺対策に関する知識の普及を図る。【厚生労働省】

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