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参考資料1 高齢者の医薬品適正使用の指針(総論編) (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29434.html
出典情報 高齢者医薬品適正使用検討会(第16回 11/30)《厚生労働省》
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図2

同一の保険薬局で調剤された薬剤種類数(/月)
(平成 28 年社会医療診療行為別統計)

75歳以上

34.1

65~74歳

24.8

43.5

40~64歳

16.3

28.6

46.6

30.0

24.8

14.4 13.6

13.5 10.0

1~2種類
3~4種類

15~39歳

45.4

32.6

14.6 7.4

5~6種類
7種類以上

0~14歳

39.0

0%

20%

32.2

40%

60%

18.3

80%

10.5

100%

な医療機関又は診療科を受診していると、それぞれ2、3剤の処方でも足し算的に服用薬が積み
重なり、ポリファーマシーとなることがある(図3、例1)。また、新たな病状を薬剤で手当て
していくと、薬物有害事象に薬剤で対処し続ける“処方カスケード”と呼ばれる悪循環に陥る可能
性がある(図3、例2)

これらによるポリファーマシーは、例えばかかりつけ医による診療が開始された際に薬剤の処方
状況全体を把握すること、又は薬局の一元化などで解消に向かうことが期待されている(図3下)


3.

薬剤見直しの基本的な考え方
及びフローチャート

1 処方見直しの一般原則
外来受診時、入院時、施設入所時などさまざまな療養環境で、また新たな急性疾患を発症し薬
物有害事象の可能性を見いだした状況で薬剤の見直しは可能である。


● 高齢者総合機能評価
高齢者では、さまざまな原因から服薬アドヒアランスの低下が起こりうる。高齢者総合機能評
価(Comprehensive Geriatric Assessment;CGA)の主な構成要素である認知機能や日常

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