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参考資料2 高齢者の医薬品適正使用の指針(各論編(療養環境別)) (53 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29434.html
出典情報 高齢者医薬品適正使用検討会(第16回 11/30)《厚生労働省》
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介入のポイント
入 所 当 初、 グ リ メ ピ リ ド に つ い て は、 低 血 糖 が 懸 念 さ れ る た め 中 止 し た。
ミ グ リ ト ー ル に つ い て も 低 血 糖 の 懸 念 に 加 え、 食 後 服 用 で は 効 果 が 期 待 で き
な い た め 中 止 し た 。 エソメプラゾールは、胃腸症状が無いため中止した。低血圧傾
向を認めたため、シルニジピン及びフロセミドは中止した。
経過

予後が不良で、クロピドグレルによる予防効果は小さいと考えられたため中止した。
咳症状は入所時に認めなかったためアンブロキソールも中止した。
入所後1週間で薬剤は2種類となった。残りの薬については、延命を希望していな
い家族に対して説明の上、中止することとした。
介入後の経過
食欲低下が進行したため、内服が困難となり疼痛、発熱時にアセトアミノフェン
坐薬を使用し約3か月目に永眠された。

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