2022年12月16日 「「新型コロナウイルス感染症に係る予防接種の実施に関する手引き」の改訂について」(通知) (90 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/content/001025489.pdf |
出典情報 | 「新型コロナウイルス感染症に係る予防接種の実施に関する手引き」の改訂について(12/16付 通知)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
庫で予冷しておくこと。
ワクチンは冷蔵庫から取り出したら速やかに保冷バッグに格納すること。
(保冷
バッグには、容量:10L程度、外気温 35℃で、12 時間以上、2℃から8℃を維
持できる性能が求められる。)。
ワクチンを冷蔵庫から取り出した年月日及び時刻を記載した紙(情報提供シー
ト)をワクチンと一緒に持ち運ぶこと。
ワクチンを保冷バッグに格納したら、速やかに移送を行うこと。
ワクチンの性質上、振動を避け安定した状態で運搬する必要があることを踏ま
え、運搬に当たっては、保冷バッグを揺らさないよう慎重に取り扱うこと。ま
た、移送に自転車やバイクの利用は避けること。
国が提供する保冷バックについて、移送中に開閉を行う場合には、6回までと
し、1回の開閉作業を2分以内に完了し、次の開閉までは 30 分以上の間隔を開
けること。また、途中で開閉を行う場合は、特殊な事情がある場合でも、6時間
を超えて移送することはできないこと。
バイアルは、必ずバイアルホルダーで固定すること。移送中は、バイアルホルダ
ーから飛び出さず直立して固定されている必要があること。
武田社ワクチン(ノババックス)をシリンジに充填して移送する場合の留意点
在宅療養患者等に対して巡回接種を行う場合は、武田社ワクチン(ノババック
ス)をシリンジに充填した状態で移送することを可能とする。ただし、以下の点に
留意すること48。
シリンジの充填作業は 1 か所で行うこと。
ワクチンを充填したシリンジは、添付文書の記載に従い、2~25℃で管理し、揺
らさないよう慎重に取り扱うとともに、直射日光及び紫外線が当たらないように
すること。
ワクチンを充填したシリンジの移送時間は6時間を上限とすること。
ワクチンを充填したシリンジは、穿刺後のバイアル内での保存時間を含めて6時
間以内に使用すること。
シリンジに充填した状態のワクチンを他施設へ融通しないこと。
48
移送先で多くの人数に対して接種を行う場合は、シリンジではなくバイアルで移送し、移送先でシリンジの充填作業
を行うこと。
89